カテゴリー別アーカイブ: 夏尾根

ペテガリ岳西尾根 2019.9.14~16

ペテガリ岳西尾根 2019.9.14~16
佐藤(あ)、宇野(ふ)

9/14 曇り/弱雨
9:00芽室町発 13:00元浦川林道駐車帯 14:25ベッピリガイ乗越 16:10ペテガリ山荘着
登山靴でのアプローチ。沢靴は不要。翌日が本番なので、努めてゆっくり歩く。ピンテが要所についていた。
ペテガリ山荘は15名ほどの宿泊。薪ストーブが焚かれ、水道・トイレ(トイレットペーパーまで!)・テーブル・布団などがあり、本州の山小屋のようだと興奮する。こんな山奥まで管理しに来ていただいている方々に多謝。

 

9/15 曇り/弱雨
3:00起床 4:20山荘発 6:00Co1293 10:00ペテガリ岳~11:00下山開始 13:25Co1293 15:10山荘着
ヘッデンで歩き出し。明るくなってもガスは濃く、雨が降ったりやんだり。ササは少し伸びている程度。黙々と歩いた甲斐あり、覚悟していた500mの登りもあっという間でピーク着。ガスが少しずつ取れてきて、中部日高らしいヤセ尾根のうねりが見え、美しい神威岳を見ることができ嬉しかった。ルベツネ、ヤオロはわからなかった。1時間休憩し下山。振り返ると強烈な西尾根が聳えていた。登るとき見えてなくて良かったと思った。春にここを登るとき、ここの雪がシュガースノーだったら?と考えると具合が悪くなった。少し進んで、また振り返ると、カムエク崖尾根を彷彿させるような猛烈なポコを越えてきたこともわかった。テンバもいくつか確認。地味なアップダウンがボディーブローのように効いた。帰りも雨に降られた。
山荘に着くと、薪ストーブが焚かれており、濡れた靴や服を乾かすことができ有り難かった。夜はイビキの三重奏で2時から起きていた。小屋泊のときは耳栓を必須アイテムに加えたい。



9/16 曇り
4:00起床 5:50山荘発 7:35ベッピリガイ乗越 8:40駐車帯着
ニシュオマナイ川で洗濯し帰着。春はコイカク→ペテガリでがんばろう。ペテガリ山荘で安着の祝杯を上げよう。

トムラウシ山 2019.9.8-9

▲トムラウシ山 2019.9.8-9

メンバー CL近藤・添田・川原

ずっといつか行ってみたいなと思っていたトムラウシ。気もち的にも距離的にもはるか遠くてなかなか行く機会をもてずにいたのですが、今回初めてのトムラウシであり初めての山テント泊でもある添田さんと川原を、リーダーの近藤さんが率いてくださいました。
天気は快晴。旭川の気温が32℃だったこの日は、9月とはおもえない夏の暑さでした。トムラウシ日和!

【9/8】

8:00 トムラウシ温泉短縮登山口出発 9:50 カムイ天上 12:30 コマドリ沢 14:20 前トム平 17:10 南沼キャンプ場 18:00 トムラウシ頂上

4時に東川を出発。登山口に着くともはや20台以上の全国各地からの車がとまっていて、こんな山奥にこんなに人がとひとり驚きます。100名山さすが。のぼりはじめから晴天で、とっても暑いです。

カムイ天上

カムイ天上〜コマドリ沢間

新得側のやまなみを眺めて小休止。あれが石狩岳か、二ペソツか、…といちいち感動。写真は十勝連山。空が秋の雲でいっぱいです。
小休止、おしゃべり、様々なおやつ。のどかな山歩き。平均のコースタイム程度のゆっくりしたペースで歩きます。

コマドリ沢
暑くて暑くて沢は天国でした。登り下りの登山者でとてもにぎわっていました。沢はここからすこし下ったところではもう枯れていて、ここで食事用に水4ℓをくみました。

コマドリ沢

すぐちかくにシマリスが。カメラマン添田さん大興奮!あざみを食べようとしていてかわいかったです。

コマドリ沢

こちらで登山道の整備や携帯トイレの普及などで山に入っていらっしゃった新得山岳会のパーティと出逢いました。

コマドリ沢を過ぎたあたりからのぼりが急になりはじめ、足元に注意をようする岩場も次々あらわれ、いよいよ本番、という雰囲気。徐々に足腰に異常を感じ始めるメンバー。コースタイムを大幅に遅れはじめるけれど、ゆっくり慎重にすすみました。
無事たどり着けるかとすこし不安でしたが、景色はいつでもどこでも、前もうしろもきれいだったので、すすめないならと十分に景色を満喫しました。紅葉がすすんでいて、秋の光の中でうつくしかった。

コマドリ沢と前トムの分岐のあたり

イワウメツツジの紅葉

前トム平から先は、15時を過ぎ、月も見えはじめ、夕方の気配に変わっていきました。別世界みたいな空気。

ふりかえると石狩岳~ウペペサンケ山の景色

トムラウシ公園 このあたりも紅葉がとてもきれいでした。

この先の岩場で、疲れからか何度か道を見失いながら、予定より2時間以上遅れて南沼に到着したときはもうあたりが暗くなりはじめていたので、急いでテントをはって頂上へ。日の入の登頂にはぎりぎり間に合いませんでしたが、山頂付近では息をのむような風景をまのあたりにすることができました。

頂上付近の岩と、夕方の光、月

山頂付近から、十勝の山々の眺め

山頂から、旭岳

頂上!

南沼のキャンプ場は自分たちも含めてテント5張り。新得山岳会テントの隣にテントをはらせていただき夜ご飯時に交流させていただきました。新得山岳会のトムラウシ愛のつよさに頭がさがるなあ。予報に反して夜になっても無風で穏やかな天候だったが、夜ご飯を終えた21時前ごろから急に風が強くなる。山泊初の添田さんとわたしは、風の音とゆれるテントがこわく、このまま帰れないのではとの恐怖で眠れぬ夜だったのですが、あとになって熟睡されていた近藤さんに、山ではこれくらいたいしたことないと聞き、ひとつ勉強になりました。夜のあいだも気温は下がらず、暖かかったです。

 

【9/9】

6:30 南沼キャンプ場出発 8:00 前トム平 8:40分岐 9:15 コマドリ沢 11:30 カムイ天上 12:50 登山口

4時に起床するも、風の強さと見通しの悪さで、もうすこし明るくなってから行動しようということで4時半すぎに起床。風はまだ強いけれど歩けないほどではなくって、朝ごはん、パッキング、携帯トイレで用足し、慣れないので朝は忙しい。ガスで見通しが悪いなか6:30に出発。岩場など道をまちがえてしまいそうな箇所がいくつかありましたが、そういう場所の整備をされながら新得山岳会の方たちは下っていらっしゃいました。下ってくると風もやみ、今日も晴れ。さいごまで暑かったです。下りはみんな足を痛めることもなく、ゆっくりとしたペースでしたが順調に下山することができました。途中の岩場でナキウサギを2,3回見かけたのですが、どうしてもいちばん見たいカメラマンの添田さんだけが目撃できず可笑しかったです。
材木を荷揚げする若い男性ともすれちがったのですが、登山道の木道や立札、ピンクテープやロープにはじまり、地元のさまざまな立場の有志の方々が愛情をもって手入れをしている山なのだなということが今回よくわかりました。

全体をとおして天候に恵まれ、美しい秋の大雪の景色をパノラマで楽しむことができた山行でした。あこがれのトムラウシを満喫できました。ありがとうございました。

(川原)

第33回道岳連交流登山会南空知大会 2019.8/24-25

今年の交流登山会は岩見沢山岳連盟、美唄山岳会、登攀道場美唄の主管で開催されました
旭川からは5名エントリーしたが矢野さん急遽欠席で
石井、土屋、音尾、秋山の4名参加
開会に先立ち今年亡くなられた鎌田顧問、地元岩見沢岳連の佐藤健さんの偲ぶ会を行う。
その後開会式、懇親会と久しぶりの皆さんと懇親。余興のBINGOでは音尾さん大当たり
でしたが矢野さんの分でした。
雨が心配でしたが降る様子もなく良い日になりましたが翌日予定していた美唄山は親子熊
出没の為やむなく中止それぞれ別コースに変更となりました。
旭川は石井さんは豊平のスポーツイベント手伝いで朝札幌に戻り3名で登山となりますが
土屋の希望で国体縦走競技役員で行った神居尻山に決めました。2006年以来でした
Aコース→神居尻山→Bコース
タイム
0955 Aコース入口 1305ピンネシリ(廃道)分岐 1335神居尻山山頂 休憩1405
1425 Bコース分岐 1530 Bコース口下山

8/24


8/25

神居尻登山

昨年避難小屋壊れ今年修理とのことです

Bコース尾根

暑寒別方面のやまなみと日本海

伏美岳~1967峰~戸蔦別岳縦走 2019.8.13‐15

伏美岳~ピパイロ岳~1967峰~北戸蔦別岳~戸蔦別岳~糠平岳 2019.8.13~15
佐藤(亮)、(あ) 

【8/13 晴れ】
4:00東川町発 6:50日高町チロロ林道に車デポ、芽室町へ移動 9:35芽室町トムラウシ沢林道入口に車デポ、7.4km林道歩き開始 11:50伏美小屋着 12:15小屋発 15:45伏美岳 17:45Co1542mコルC1着 

1967峰~北戸蔦別岳を繋ぐためと、戸蔦別岳~神威岳の偵察のため計画した。
チロロ林道は20台以上の車(ほとんどレンタカー)があり、路肩に駐車した。伏美も混んでるかと心配になったが、先客はいなかった。トムラウシ沢林道は工事中で、壊滅的という印象はないが、開通は当分無理そう。伏美小屋の薪は0だったが、中は大事に使われているようで綺麗だった。
小屋の沢で水を2人で12ℓ以上汲んで出発。ササは気にならない程度の伸びだが、暑さで2.5ℓを飲み干してしまった。稜線はガスの中で、予定より時間がかかり霧雨の中、C1着。山と高原地図にはテント3張りと書いてあるが、1張りしか張れそうにない。シュラフも要らないほど気温が高い。

トムラウシ沢林道

 

伏美小屋

 

7合目


伏美岳

 

1542mのコル

【8/14 晴れ、午後からガス 無風】
4:00起床 6:00C1発 7:55ピパイロ岳 10:20 1967峰 14:00北戸蔦別岳 15:40戸蔦別岳 16:30七つ沼カールC2着

北日高が一望出来る晴れた朝。中部より以南は雲で見えない。伏美とピパイロ間は、1月に来たときもブッシュが酷かった記憶があるが、よくこんなところ初めてのスキーで歩いたなーと感心するほどハンノキがうるさい。ピパイロを越えると、だんだんハイマツが濃くなり、手でハイマツをこじ開けないと前に進めず消耗する。デカザックだと非常に歩きにくい。1967峰直下はお花畑とクマの掘り返し地帯、ピークを越えると、カッコいい岩稜帯やロックガーデンの休憩スペースみたいなところがあり、景色が変わって楽しいが、暑さとハイマツ地獄で、雪の日高が恋しくなる。ザックやズボンが破れ、マツヤニで真っ黒になった。打ち身で足も痛い。北戸蔦別岳で、はじめての登山者に会う。昨日は混んでいたそうだが、今日は人がいない。北戸蔦から先は高速道路を歩いているように快適だった。戸蔦別岳カールには、ナガバキタアザミ、ミヤマアキノキリンソウが満開で、涙腺ヨワヨワ。さっきまでのハイマツ地獄からの天国で緩急が凄い。伏美から入ってよかった。戸蔦別岳から神威岳は濃いハイマツの海が続いていて、踏み跡もほとんどなく、とても無積雪期には歩こうと言う気は起きなかった。七つ沼カールは貸し切りで、湧き水をたくさん汲んで脱水状態を回復させる。外で炊事ができるほど今日も暖かい。

バックは妙敷岳


北日高一望


 ピパイロ


幌尻岳


カムエク


1967峰


ピーク



冬は怖そうな岩稜帯


トッタベツカール


戸蔦別岳


七つ沼カールの水


貸し切りのカール

【8/15 ガスのち晴れ、下山したら雨】
4:00起床 6:30C2発 7:30戸蔦別岳 9:15北戸蔦別岳 10:10糠平岳 10:55トッタの泉 12:45ダム、3.6km林道歩き 13:40取水口着

カール発。幌尻岳は雲の中。翌日から台風10号で荒れそうなので、幌尻岳は諦め、今日中に下山することにした。戸蔦別岳では、猛禽が急降下しナキウサギを狙っている貴重な場面が見れた。糠平岳から沢に下りる登山道が荒廃し痛んでいる。沢はピンテがいっぱいついていたので全部巻き道で歩けた。林道に着いたら夫は走って先に行ってしまった。満車だった取水口の車は2台に減っていた。二人共通の感想は逆周りだとハイマツの濃さや水の補給を考えると後半大変なので、今回のコースで行って良かった。ピパイロのコルの水場を見に行く元気はなかった。戸蔦別-神威は長いが繋げれそうだったので、雪のある時に是非レディースで実現させたい。ピパイロ―芽室間は遠すぎて手が出せないように感じた。

カール発

 

第81回大雪山山開き縦走登山会 2019.6.29-30

1日目 6/29(土)
▲入山式
   

▲上川町安全祈願祭
   

2日目 6/30(日)
▲1コース(層雲峡~黒岳~旭岳~旭岳温泉)
STAFF
CL石井、SL丸子、1L近藤、2L小林、3L狩野、救護矢野、本部 土屋、音尾、岡崎、渡辺、川村、鈴木修
一般参加者 32名
TIME
6:00 RW発→6:40 7合目発→8:10 黒岳頂上→8:45 黒岳石室→9:40 展望台→10:20 中岳分岐→12:15 旭岳コル→13:20 旭岳頂上→15:30 RW姿見駅乗車→15:50 ホテルベアモンテ→17:15 ベアモンテ バス出発→18:15 旭川駅

一般参加者32名、役員12名、記者3名 合計47名が参加しました。
私達役員は旭川山岳会主管での縦走会が今回で最後ということもあり、参加者に怪我させず楽しんでもらいしっかりと終わらせたいと強く思っていました。前日の夕食での食のすすみ方やお酒の飲みすぎまで気を配りました。
雨の予報が刻々と変わり、出発時には少し青空も見えてきた層雲峡を6時に出発。参加者は黒岳頂上では縦走先の旭岳がみえ、緑と残雪のコントラストの美しさと広さに感激していました。お鉢をはじめ写真を撮りたいところで休憩をしたのも喜ばれました。1班でいえば、参加者の半数が雪渓歩きがはじめてでしたので、北鎮や旭岳の雪渓の登りはドキドキしながらも登りおえたときは感激していました。「怖くて振り返れなかった」。「階段のようになっていたから安心だった。」「先が見えなくつらかった」色んな感想がだされていました。今回の参加者は、長い距離がはじめて、縦走会の参加ははじめてという人が多いのが特徴でした。スタッフはそれがとても心配でしたが、なんとか無事に黒岳を越えた参加者は全員旭岳温泉まで辿り着きました。旭岳の頂上で握手、下山しロープウェイで握手しあう人が多く「今回参加してよかった」という感謝の言葉をたくさん言われました。この縦走会のために3年間トレーニングをしてきた人もいました。
アクシデント
せっかく喜ばれ早めに3時45分には下山したら、温泉の前にバスが来ていません。2時半予定のはずなのに、、、 連絡ミスでバスは4時半着の予定になっていることがわかりました。温泉道具がないので、急遽温泉タオルをかりたり事情を伝えたり、旭川着を遅らすことを了解してもらったりとバタバタ大変でした。「何してんだ!と怒る参加者」に謝りながら、縦走の後感謝された言葉もぶっ飛びました。参加者にとってはバス配置のミスも仕事がだらしないと写ったのでしょう。縦走会の参加者は25,000円払って参加しているお客さんだということをつくづく実感しましたが、怒鳴り声には残念でした。怒りはほとんどサブの丸子さんが対応、本当にご苦労様でした。 (近藤)

                  
▲2コース(銀泉台~赤岳~緑岳~高原温泉)
STAFF
CL堤、SL芳澤、1L佐藤あ、2L太田、3L井合、救護大屋、本部 林、藤田、中瀬、牛久保、宮岸、川原
一般参加者 29名
TIME
6:00 銀泉台→6:56 1700台地→7:33 駒草平→7:50 第3雪渓基部→8:41 赤岳 9:05→9:33 小泉岳→10:33 緑岳 10:50→11:53 エイコノ沢右岸(岩場下) 12:10→13:09 高原温泉→14:40 温泉発→16:45 旭川駅 
/赤岳まで2:41 緑岳まで1:28 高原温泉まで2:19 /総行動時間7:09

3年続いた悪天候、荒天…今年も天気予報はパッとしない。10日前予報から注目していた…近づいてくると、いくらか好転傾向のよう。が、前日も夕方から降り始め、寝るころはまだ…今年もだめかな~と誰もが思い、床に就いた。
翌朝、雨はあがり、気温もさほど低くはない!! 準備体操をして銀泉台から歩き始める。7-8分で本来の登山口に着くころにはすでに汗ダラダラな人……ひと登りしてTRV路に入ると何か所か大きく間隔があいているところが見えた。1700台地で昨年より20分も遅い。遅れがちな人は後ろに回ってもらう。『このままでは、温泉に入れませんよう! 頑張って歩きましょう!!』…昨年一株も咲いていなかったコマクサも満開! 雪渓は硬いところがなく、歩きやすい。第三雪渓にいたっては左端の夏道が露出している。みなさん一生懸命歩いてくれた。結果、赤岳までは2:40。昨年よりも逆に20分早かった。一方、残念ながら2名がコマクサ平付近でもどることになった。赤岳から小泉に向かうとお花がすごい!! イワウメ、エゾオヤマノエンドウ、ホソバウルップソウ、キンバイ……赤岳までの20分のアドバンテージをお花撮影タイムに還元した。ウスバキチョウの撮影にも成功! 緑岳まではまるで楽園、『過去最高!』の声があちこちから…
今年は緑岳の標高年、予定にはなかったが…各班ごとに記念撮影した。緑岳の急斜面をゆっくり慎重に下る。問題の岩場はスッカリ露出し、ロープを使うこともなかった。第2、1花園の雪原を抜け、温泉への下降路…昨年あれだけあった残雪も一片もなし。
みなさん、笑顔のまま…『よかった、よかった! ありがとうございました!!』
ホントに良かった。 (芳澤)

                  

ニペソツ山 2018.11.14

メンバー 宇野(吉)
6:50 登山口
9:40 稜線分岐
11:05 頂上
11:20 頂上発
12:35 稜線分岐
14:10 登山口
久々のニペソツ巡礼。お気軽日帰り装備で行けるのは今シーズンもう最後かなと重い腰を上げて向かった。幌加コースは初めてだったが、先日登った妻の情報もありイメージはできていた。出だしのドロドロは凍っており、程なく雪が現れる。殺気がないからか、猟ではなかなか出会えない鹿さんがすぐ近くで笹を食んでいる。稜線直下は結構な傾斜で下りはアイゼンが必要だ。前天狗でお参りして、天狗でアイゼンを履いた。久しぶりのアイゼンの感覚が心地よい。頂上は雲に覆われなかなか姿を現さない。夏道の吹き溜まりでは所々膝ラッセルであった。真っ白な頂上で一服して下山にかかるが吹雪模様で-10℃を下回っているようで、慣れていない身体には少々寒かった。天狗でようやく姿をみせてくれた!平らな尾根に出てからはランニングで快調に登山口へ。心が洗われた。

 

 

 

 

夕張岳(大夕張コース) 2018.9.24

夕張岳(大夕張コース)

2018-9-24(曇り雨、気温10℃(頂上)

L林  皆木  狩野

タイム

登山口ゲート7:05―夕張岳ヒュッテ分岐7:10―8:10冷水ノ沢8:15―馬の背コース分岐8:35―9:10展望台9:15―10:05ガマ岩―11:05祠―11:10夕張岳頂上11:15―11:20祠11:35―11:50金山コース分岐―12:40憩いの水場12:50―13:25冷水ノ沢コース分岐13:30―14:35夕張岳ヒュッテ14:50―15:00登山口ゲート  登り:4時間5分(冷水コース) 下り:3時間45分(馬の背コース)

2016年の豪雨で林道が通行止め、今年の6月に開通したので夕張岳に登った。林道はゲートまで開通、ヒュッテまでは15分ほどで行けヒュッテも利用できる。この林道も9月一杯で6Kmほど手前のゲートが閉鎖される。

登山道は冷水・馬の背コースとも整備され笹などの被りも少ない。木道が痛んで傾いており、下りで雨が降ると滑りやすいので注意がいる。紅葉には早くこれからといった感じであった。

大夕張コース登山口

 

冷水ー馬の背コース分岐

展望台

ヒョウタン沼

夕張岳頂上

祠(奥が頂上)

夕張岳ヒュッテ

ニペソツ山 2018.7.29

ニペソツ山
2018.7.29
中嶋・単独

タイム 幌加温泉06:00〜稜線分岐10:00〜山頂11:40〜稜線分岐13:00〜幌加温泉16:30

駐車場は7台ほど。半分以上は前泊客。
修行のような道かと思えば、沢あり、上部は展望台あり、花あり、岩ありの楽しいコースでした。

ニセコ連山 2018.7.14-16

▲ニセコ連山
中嶋・単独
7/14
五色温泉 7:40〜ニトヌプリ〜チセヌプリ〜シャクナゲ岳〜新見峠登山口 14:30
1名
駐車場は10台ほど。
イワオヌプリ往復パーティと一緒にイソツツジ、アカモノ群落の登山口スタート。
主役はエゾカンゾウ。
予想外の日差しと暑さに苦しみましたが、山容がしっかり確認できた。
7/16
新見峠登山口 6:30〜目国内岳〜雷電山〜朝日温泉〜雷電温泉 15:30
霧のなかスタートも、稜線は快晴。
拝めなかった羊蹄が遠くに。
廃道間近かと思った雷電山から朝日温泉間は、歩ける道でした。
五つ沼〜雷電〜前雷電の稜線のエゾカンゾウのオレンジが緑に映えていた。
岩内分岐まで、終始、蚊につきまとわれる修行山行にもなりました。

第80回大雪山山開き縦走登山会 2018.6.23-24

第80回大雪山山開き縦走登山会
2018.6.23-24

6/23(土)
▲入山式


▲上川町安全祈願祭

▲夕食(ノーザンロッヂ)

6/24(日)
▲1コース/黒岳~旭岳~姿見

メンバー  CL牛久保、SL太田、1L谷岡、2L狩野、救護矢野、本部~渡辺、岡崎、川村、石井、音尾
一般参加者18名
タイム(太田)
6:48 7合目リフト乗場発→8:11 黒岳→9:45 お鉢平展望台→10:28 北鎮岳分岐→11:11 中岳分岐→
11:45 間宮岳→12:05 裏旭コル→13:46 旭岳→15:40 姿見駅→16:00 RW乗車

大雪山山開き前日の夜は大雨で翌日の天気予報も好ましくなく、翌日の縦走が心配れたが…
縦走当日は曇り、時おり薄日の射す、まずまずのコンディションで縦走を迎えることができた。
予定より約10分早く登山開始、残雪の状況は一週間前の下見調査よりかなり減っていた。また、前日上川山岳会の方々による雪渓のステップ切りがありがたく、このルートでの最大の問題個所である9合目から山頂にかけてのルートを安心して登ることができた。一方で天候は8合目途中よりガスが発生、回復を期待したが、その日は終日ほぼガスの中となってしまった。
黒岳山頂には予定より約30分早く登頂でき、順調かと思われたが…そこでの休憩、黒岳小屋でのトイレ休憩に時間を費やし、時間貯金を使い果たし、黒岳小屋をほぼ定刻での出発となった。
お鉢平展望台にほほ定刻に到着し小休憩。残念ながらここで2名の体調不良者が発生し、引き返すことになった。北鎮岳肩への雪渓は、旭川山岳会のステップ切りにより残り全員問題なく登りきることができたが…
この辺りから風速10m以上の強風にさらされることになる。約20分位歩き風を避けられそうな場所で小休憩。それもつかの間、雷鳴が一度、その後直径2~3mm大の雹が降りはじめ全員雨具を着用した。その後は雨と強風の中の歩行となった。間宮岳の登りあたりより参加者の約半数がペースについていけず、脱落者がではじめ後続のスタッフにケアしてもらうことに、裏旭コル手前で小休憩を行い岩陰で風をしのぐ。
裏旭に到着。ガスのため先発隊のトレースが確認できず雪渓を途中まで登るがロストし、先発隊に迎えにきてもらう。ここで時間を要してしまったのが反省点である。
旭岳山頂に先頭部隊は予定の15分遅れで到着したが、全員が登頂できたのはその後数十分後であった。
旭岳からの下山も強風にさらされながらとなり、悪天候もあいまって姿見駅到着は予定時刻から40分以上の遅れであった。
しかしながら、今回バラエティに富む悪天候の中、大きな事故もなく縦走を終えることができた事が何よりであった。この経験が今後の縦走に生かされると思う。
個人的な感想を述べれば…80歳代の参加者2名を担当したが、日々鍛錬されているご様子。
2名ともしっかりとした足取りで最後まで歩いて頂いたことに感謝申し上げたい。  (谷岡)

▲2コース/銀泉台→赤岳→緑岳→高原温泉
メンバー 
CL林、SL芳澤、1L出嶋、2L丸子、救護添田、本部~土屋、皆木、中瀬、堤、宮岸、中嶋
一般参加者18名
タイム
5:55 銀泉台→6:05 登山口 6:08→6:47 TRV終了点 6:53→7:33 駒草平奥 7:40→8:41 赤岳 8:59→10:07 緑岳 10:28→11:20 ・1771下 11:26→11:42 岩場南 11:55→12:17 下降点→13:01 高原温泉/赤岳まで2:46 緑岳まで1:08 高原温泉まで2:33 /総行動時間7:06(総休憩1:12)

前日、降り続いた雨も朝にはスッカリあがっていた。上空の雲の流れは早いが、そこそこ明るい。
まずは層雲峡からバスに揺られ、銀泉台へ。ここは既にc1480mある。さすがに寒い。トイレを済ませて、みんなで体操。『さあー1班から行きますよー! よろしくお願いしまーす!』
頓挫した大雪縦貫観光道路を10数分辿り、立派な登山口へ。ここから赤岳山頂台地まで概ね雪道。
最初の核心は第1雪渓の大トラバース。約700mに渡って右下がりの斜面を行く。先発隊の尽力によりキッチリカットされた硬い雪のステップを辿る。これがなければここで戻るしかない!
TRVが終了し、1700台地にあがる前にちょっとした休憩ポイントがある。ここもここからの登山道も融雪水による沢だ。ここで足を濡らすと先が思いやられるので、一言注意!
神の田圃を跨ぎ、やがて第2雪渓へ。ここはあまり斜度がないのでさほど心配はない。が、ともすると少しずつ前の人と間があいてしまうところが2箇所(2人)…少し待ちながら進む。
駒草平では全体にまだまだ早いが10株ほどピンクの花を見ることができた。昨年よりは喜んでもらえたようだ。ここまでくるとさすがに風当たりが強い。奥のハイマツ帯まで進み、風除け地点で休憩とする。東尾根南斜面をトラバースして、いよいよ核心の第3雪渓だ。標高差で約100mの急な雪渓を登る。ほぼ夏道に忠実にガッチリ刻まれたステップにゆっくりゆっくり足を上げていく。本当にありがたかった。
再び沢のような登山道を少しいき、第4雪渓を抜けると真っ白い山頂部。視界は悪いが、雨は降っていない。
今回の参加者には、昨年のリベンジの人が何人もいて、先へ行く気満々である。役員も昨年より断然ましとの声。カッパを着てもらい、防風・防寒で緑へ向かう。
赤から緑への平坦な稜線台地は終始風に叩かれた。少し遅れ気味の人には役員2名が付き添った。
10時過ぎには緑岳に到着した。大きく遅れたり、落伍者もなく順調!順調!  風は確かに強かったが、これくらいなら大丈夫。緑からの下降は浮き石やザレも多く、より慎重にゆっくり降りた。少し行っては待った。
・1711までくると一安心。転倒者もなくヤレヤレ。ここから進路を東にとりエイコノ沢へと向かう。最後の核心の岩場。2週間で随分と雪面が下がった。ここにはガッチリとフィックスを張ってくれた。これがないと多分半分くらいは、降りられないか、相当時間を費やすことになる。本当に助かった。
約1km雪原をゆるやかに下り、1525から最後の下降。後半の裾の樹林帯にはやはり硬い残雪…ここも切ってもらった。安心、安心…
13時ちょうど頃、全員無事に下山。
みなさん、高原温泉入浴を楽しみにしてらしたようで、『良かった!良かった!』との声。   (Y澤)


 

▲反省会

山開きお手伝いいただき、ありがとうございました。
毎年色々なアクシデントが起こりますが…
今年もみなさんの知恵と技術でカバーできたました。
今後ともご協力、よろしくお願いいたします。 (川村理事長)

 

GW九州の山々 2018.4.30-5.3

九州の山々  2018.4.28-5.3
メンバー:中嶋単独

▲久住山
2018.4.28
9:40 登山口→10:50 すがもり峠→11:50 久住山→14:40 登山口
天気は上々。まだ早いキリシマツツジ。
北海道とは違う火山の雰囲気を満喫。

▲祖母山
2018.4.29
10:40 登山口→12:20 宮原→13:35 登山口
天気は最高。すずしい杉山を夏の雰囲気で登る。
岩稜に咲くツクシアケボノツツジが眩しい。

▲阿蘇山
2018.4.30
10:40 登山口→12:00 中岳→12:30 高岳→13:45 登山口
風向きに恵まれ、ゲートが開いた。
阿蘇カルデラの眺め良し!
根っ子岳が格好良い。

▲開聞岳
2018.5.3
7:15 2合目登山口→9:10 山頂→11:10 登山口
天気を待って実現。
南国の森を常緑樹・草本を楽しみながら登れば
薩摩半島、南の島々の絶景。

羊蹄山 2017.9.17

谷岡 他1名
コースタイム
6:30(比羅夫登山口)ー8:30(5合目)-10:35(9合目)強風のため撤退ー14:30下山

一度は登っておきたい羊蹄山に東京の知人と挑戦した。
朝、羊蹄山の山頂はガスに覆われていたものの周囲は快晴に恵まれ登山を開始、これは絶好の登山日和か?と思われたが標高が徐々にあがるにしたがって風が出てきた。
山頂にある避難小屋に宿泊したすれ違った登山者は山頂付近は強風で、自分は岩場を這って下山したという、気温の変わり目でもありまあ、そのうち風も穏やかになるだろうと思われたがその気配なし、9合目まで登り途中抜かれたトレランの若者たちが、「まずいっす、まずいっす」と下山してきた。もう、少し歩を進め森林限界を超え、稜線に近づくとガスをまとう風速10m以上の向い風、恐らくこの先はもっと厳しいだろうと判断してここで撤退を決断し下山した。台風は西日本にいたと思うがその威力は強く標高1900m付近は風速20m以上の風が吹いていた模様。羊蹄山の山頂はまた次回のお楽しみとなってしまった。残念。

比羅夫登山口

 

 

倶知安の街を望む 

 

9合目付近風が強い

羊蹄山、最後までガスが取れず。。

道岳連交流登山会(富良野西岳)2017.8/26-27

道岳連交流登山会(富良野西岳)2017.8/26-27

2017年8月26日(土)・27日(日)に富良野山岳会の主管で全道交流登山会が実施された。
参加者は土屋・狩野・矢野・太田・音尾・林・牛久保(敬称略・順不同)の7名であった。
26日(土)は旭川を出発する直前に突然の強い雨があり、天候に若干不安を感じながら富良野へ向かう。
会場に到着し、受付を済ませてテントを張る場所を探していると、スキーリフトの機械(名称不明)下が雨よけに丁度良いということでここに決定。
おかげで夜半の雨にも全く問題なく、快適なテント生活であった。なお、今回酒・つまみ・朝食調達を仰せつかったが、概ね評判は良かったようで一安心した。この場を借りてビール券を山岳会に送ってくれた方と我が家の近くに引っ越してくれた土井商店様に感謝申し上げたい。

27日(日)天候:曇り時々雨
6:45富良野プリンスホテル駐車場(4線沢コース)→8:20湧き水→10:50富良野西岳→12:30ロープウェイ駅

起床時は天候が良さそうな印象であったが、登り始めるとだんだん暗くなってきて時折雨にあたる。
沢自体は面白そうな雰囲気だが、事前に聞いていた通り岩がとても滑りやすく注意が必要。
登山道も雨でぬかるむと滑りやすい。しかし、途中冷たい湧き水で喉を癒し、金鉱跡(かなり深そう)を見るなど、富良野の歴史に触れられる場面もあった。
頂上に近づくにつれて風も強くなり、途中まで雨具を着用せずに頑張っていた(横着していた?)ものの、雨具を着用する。改めてたった1枚の雨具で体感気温が大きく変わることを実感。
山頂はガスの中で何も見えず風も強かったので、記念撮影をして少し先に歩を進め、昼食。この前後から土屋さんの無線に「ロープウェイは故障のため、運行していない」との連絡が入ってきた。が、いざとなればそのまま降りれば良いと思いつつ下山する。
途中から天候も回復し富良野の街並みが見事に一望できると、秋の空気と相まって非常に気持ちが良いものであった。
ロープウェイ山頂駅に着くと、タイミングが良いことに運行を再開したとのこと。かなり待っていた人達もいたようだったが、我々は運良くすぐ乗車ができ、無事下山した。   (文責:牛久保)

8/57

交流登山会の全体は道岳連HPをご覧ください
http://www.hokkaido-haa.net/kikaku/17kouryu/17kouryu_X.html

石狩岳 2017.8.27

メンバー:L渡邉(あ)、宇野(ふ)

タイム :8:20ユニ石狩登山口 8:30石狩岳シュナイダー登山口 11:15石狩岳 14:45十石峠 15:55ユニ石狩登山口

ユニ石狩登山口~シュナイダー登山口までの林道は問題なく走れたが、シュナイダー登山口からは登山道が消失し、川の徒渉を6、7回・・・尾根の末端から直登し藪漕ぎをして30分ほどで登山道に合流した。半袖・短パンのふみさんは傷だらけになっている。藪漕ぎで時間がかかってしまったので、ユニ石狩岳への縦走はこの時点で諦め気味。稜線は強風と小雨がぱらつき寒かった。ふみさんに「今日は馬車馬じゃないけどどうしたの?」「体調悪いの?」とはっぱをかけられるが、残念ながらただのトレ不足である。ヨタヨタしながら石狩岳ピーク着。時間も押しているが、シュナイダーを下りたくないので、十石峠まで歩くことにする。音更山に着く頃、風もやみ360度展望が開け一休み。誰もいなく、ダイナミックな景色が広がり最高に気持ちがいい。稜線のウラシマツツジは紅葉し、コケモモの実は豊作だ。石狩岳やニペソツ山の方を見ると日高っぽいと思ったが、沼の原の平らな広がりを見るとここは大雪山だな~と改めて実感した。ブヨ沼の水場を見に下りたが、看板には150mと書いてあり枯れていると思って引き返したが、300mほど下ると細いけど十分な水量が出ているらしい。やはりユニ石狩岳には登らず、十石峠からの下山は走っておりた。筋力を付けて出直さないと姐さんに着いていけないので修行に励もう!!(渡邉あ)

 

 

    

上高地-槍ヶ岳-北穂高岳ー穂高岳山荘-上高地 (縦走)2017/8/16-19

谷岡(単独) 現地で追加1名

コースタイム
8/16 上高地12:50-16:45槍沢ロッジ(泊)
8/17 5:45槍沢ロッジ-12:00槍ヶ岳山頂-16:45南岳小屋(泊)
8/18 7:00南岳小屋-12:40北穂高小屋-18:00涸沢岳直下コル(ビパーク)
8/19 7:00?涸沢岳直下コル-8:00穂高岳山荘着-17:00上高地

今回の北アルプスの縦走で救助要請を行う大失態となり、反省の意味を込め記載します。

長い文章になりますが関心のある方はご一読下さい。

今年も北アルプス縦走を計画し、過去歩いた槍ヶ岳―北穂高に加え今まで未踏破だった北穂高―奥穂高―上高地のルートを含めたコースを計画した。
(ちなみにこの行程は某旅行会社のビギナー向けの日程のパクリである。)

初日、上高地→槍沢ロッジに移動し宿泊
翌日、二度目の槍ヶ岳を経由して宿南岳小屋に宿泊。翌日は二度目の大キレット越えと北穂高小屋→穂高岳山荘の難コースを歩く予定であった。

槍ヶ岳の山小屋で同じくキレットから穂高岳山荘を目指す40代の小柄なKさんという女性と知り合い、行先が一緒ということで同行する事となる。
Kさんは会社の同僚(女性)が槍ヶ岳―穂高岳山荘を縦走し、自分も挑戦したくなり、
半年前からマラソン、ボルダリングジム通い、丹沢系の山を登り、山道をほぼコースタイムで歩ける実力をつけ、更に同僚よりコース攻略のアドバイスを受け、今回縦走に挑戦するとの事である。

当日朝、南岳小屋に夕方入り、翌日の天候をチェック、雨のち晴れの天候でどうした物か悩ましい状況であった。

偶然居合わせた地元ガイドの方と情報交換をし、午前中はガスで微風なので60-70代女性を2名連れガイドさん達一行は行けると判断、穂高岳山荘まで行くと言う。
距離は約5km コースタイムとしては南岳小屋-北穂高小屋(大キレット)までが3:30、北穂高小屋-穂高岳山荘は2:30である。
ガイド組は6:00南岳小屋を出発、少し遅れて出発しようとしたが、6:30頃には雨が降りはじめ様子見、7:00前にはガスとなり、7:00に南岳小屋を出発、彼女は初、私自身は2度目の大キレット超えに挑んだ。南岳から岩場、鎖、梯子を駆使し稜線まで下降、長谷川ピーク、飛騨泣きと名所を超える。朝のクライミングの効果もあり、前回よりも岩場で体がスムーズに動く、クライミング的な難易度は決して高くなく、手元は殆どガバ、難所は鎖や鉄の杭が撃ち込まれており、ある程度の安全

性は確保されている。岩稜を「○」のマークや矢印を探しながら進んでいくとガスの中から次々と岩壁が現れ天然のジャングルジムで遊んでいる様で非常に楽しい。しかし、左右は切り立った岩場で滑落した場合命の保証はなく、油断大敵である。
彼女は小柄でリーチ的な部分では苦労をするが、ガイド組の女性たちとほぼ同じ体系で無理なく行けるのではないかと判断した。 そもそも彼女と同行しようとした理由の一つに万が一自分自身が滑落した場合、場所などの特定、指示などのメリットがあると思われたからである。
地元ガイドの方のアドバイスでとにかくゆっくりの言葉通りにKさんをこまめにフォローしつつゆっくりと大キレットを歩き終えたがコースタイムは大幅なオーバーの5時間であった。

さて、北穂高小屋→穂高岳山荘のルートはどうするかが悩ましい判断であった。
時間はギリギリ行ける範囲、天候を再度ネットでチェックすると回復傾向で夕方から明日の朝までの穂高岳の天候の評価は「A」でその日の最低気温は9℃ 風は7mの予想で
Kさんに体調を確認すると体力的にはOKという事であった。
めったに来れないルート、自身としても初のコースで大変楽しみにしており、気持ちは既に次のルートに向いていた。
天候の良さが自分としての決め手となり進むことにしたが、この判断が大失敗であった。

ルート自体は大キレットより若干やさしいとの評価であったが、実際は涸沢への分岐から先は岩山と何個も超えるキレット同様の難所であった。
穂高岳山荘への初のルート、しかし、1時間経過したあたりからKさんのペースが上がらなくなった。ちょっとした難所で弱音を吐くようになりフォローする。16:00には山荘へ、いや最悪17:00には山荘に着く予定であったが無理な状況、最悪なことに天候は崩れ、雨も降りだし風も吹き始め天気予報は見事に外れた。
雨風の中、なんとか涸沢岳直下のコルと思われる付近に到着し、さあ、最後の登りと言うときに涸沢岳の巨大な岩壁を見あげたKさんの表情はこわばり。「もう無理です」と訴え始めた。ここを超えると山荘だからと励ますが、もう彼女の心は折れていた。
更に彼女を観察すると体は小刻み震え、唇は紫色チアノーゼ、低体温症の初期症状を呈していた。
気温は10℃強でこの症状を引き起こした原因は通常の山歩きと異なり岩場を歩いた影響であった。後で確認したことであるが、岩稜歩きは上半身、つまり手を使う動きが多い、ザックの腰のベルトでレインウエアは固定されているが、上半身の多くの動きはレインウエア上半身をどんどん巻き上げることになり、腰の部分から雨水が浸入、その後風を受けることで体温が急速に奪われたという。
また、私も自分とKさんとの体力差も考慮せず後半はペースを上げたため休憩、水分補給も不十分であった。

Kさんの状況をみて「まずい、彼女の保温をしなければ」と判断しザックからツエルトを取り出した。
山道を見渡すと先は岩壁、後ろは岩の路、時間が無い中で足元の唯一2m×1.5mの稜線のスペースだけがツエルトが張れそうな場所であった。やや強い風の中、ツエルトを展開、一度風でツエルトが飛ばさせそうになる。今回の山行は雨が降れば撤退と決めていたのでツエルトは本当にお守り程度のつもりでザックに忍ばせていたがまさか使用することになるとは夢にも思わなかった。
風がやや強いのでザックを重り代わりにツエルトの一部を風上側に固定、Kさんをツエルトの中に誘導、トレッキングポールで高さを各保、手で持っていないとすぐにバランスを崩してしまう状況であるが、とりあえず雨、風はしのげる体制は確保できた。
Kさんは下半身が濡れている状態、手の震えの影響で自身のザックから着替えを出せない状況だったので、自分のサックからダウンを取り出し、Kさんに着せ、その上にレインウエアを着させ更にエマージェンシーシートを体に羽織った。彼女はまだ小刻みに震えており、低体温礁初期状態が続き症状の回復か、進行か、どちらになるのか見守った。

しばらくして彼女から「大丈夫です」との発言があった。
「戻ってきた(元気な方へ)」と思われた。
手を取ると自分より暖かく震えは収まっていた。後で聞いた話では、シートは即効性で温かみを感じ、その後ダウンが体を温めてくれたという。

風がやや強く早く着替えをさせたかったが、何かあれば風でツエルトが飛ばされかねない。外に出ても見ても岩場でありロープでツエルトの固定が難しい状況でとりあえず、数個の石を拾いツエルト末端を補強、ツエルト内でトレキイングポールを右手で持ち高さを維持、風がある程度おさまるまで中で待機することした。(結局、明方まで風はおさまらず、、、)
時間は18:00頃になっていたと思う。この落ち着いた時点で救助の電話をすればよかったのかもしれない。しかし、二人にはその発想が出て来ずビパークを決めた。
幸いヘッドライトは新調したものだったので、ツエルト内の明るさは翌朝まで確保でき暗闇による不安は避けられた。
Kさんに水分、何か食べ物を口に含むように促すが、受け付ける状態ではなかったか、お菓子を少し無理に食べさせた。私は気が付いていなかったが、低体温症に合わせ脱水も彼女をむしばんでいた。
「明日 朝まで頑張るよ」と彼女を励まし覚悟を決めた。

一応落ち着き、さて、自分自身はどうであろうか確認した。ダウンは彼女に貸し、夜寒さが深々と迫ってくるのではないか、外気温は10℃前後、上はアンダーシャツ、ロングTシャツ、薄いトレーナーを追加で羽織、レインウエア、下は下着、スポーツタイツ、短パンレインウエアで靴の中に雨は侵入し、腰のあたりは少し濡れていた。着替え用の衣類の袋を座布団替りにした体制でエマージェンシーシートに二人で入る。。旭川体質が幸いしたのか、たまにブルっとする程度で翌朝までこの装備で耐えることができた。やはりツエルトで雨。風を防ぐ効果が絶大であった。
ここでの反省点は、常備していなければならないテルモスや予備の食事を岩場歩きで軽装にしたい、短い行程、山小屋が近くにあり、夏、ということでなめて携帯していなかったことである。彼女に何が欲しい?と聞くとカイロと言われたが、当然携帯していなかった。

18:00から翌朝5:00まで何とかツエルト内で無事過ごすことができた。
睡眠をとれたかどうかは定かでない。

雨は夜には上がり、風が弱くなり、明るくなってきたので行動を開始しようとした。
窮屈な体制で長時間いたため立ち上がっても足が思うよう動かなかったが、10分位で回復、
彼女はどうであろうか、見守るが自立歩行ができない状況であり、自分一人ではどうすることもできない。ここで救助を要請する事を決めた。

自身の携帯電話はauであるが圏外、会社の携帯電話ドコモで通信可であった。
私用の電話は緊急時以外基本的には×であるが、今、まさにその状況であり、ネットで調べると長野県警の遭難関連部署の電話番号があり、電話してみると、110番の方が良いとのアドバイスであった。
110番に電話をかけなおす。長野県側の警察とつながり状況、今の想定される場所を伝える
岐阜県警に電話を回され、岐阜県警から高山署にさらに電話が回され、救助隊員を送るという言葉を頂いた。
場所の確認であるが、携帯の地図や山レコのアプリを開けば簡単に確認できるのに、自身もあせっていたのだろう、夏山のルート上ということもあり発想がなかった。

30~40分後、救助隊員4名が来た。(穂高岳山荘スタッフ)自身は何も問題ないことを伝え、彼女のケアのみ依頼した。彼女には最初テルモスから薄めた暖かいカルピスが提供されていた。この時点で彼女のことは彼らに任せ状況を見守ることにした。

隊員は彼女にもう一枚ダウンを羽織らせ、難者用を背負う装備が装着されはじめた。 隊員全員ハーネスを装着、一人の隊員が彼女の荷物を持ち、残りの隊員で彼女を交互に運搬するようである。
お連れの人は先に山荘に入っていて下さいとの指示であったので、鎖場を登り山荘に向かった。途中別の隊員が50mロープを垂らし登ってくる隊員の補助をするようであった。

稜線に上がりしばらくすると涸沢岳山頂の看板が見えた。そこから山荘まで約20分、ビパーク現場から本当40分強で来れるわずかな距離であった。
夕方の時点でやはり救助要請すれば良かったか、、と後悔した。

山荘で朝食をとっていると隊員の方が戻られ彼女は既に診察中とのことであった。
穂高岳山荘には岐阜大学の医師、看護師が常駐しており、医師に状況を伺うと問題ないとの回答でホッとした。彼女は山荘の一室に搬送され療養中とのことである。

部屋に行くと山荘のスタッフが石油ファンヒーターでガンガン部屋を暖め、布団には電気毛布がセットされており手慣れた対応であった、彼女には温められたポカリスエットがあてがわれておりすでに半分を飲み干していた。
医療処置は体温測定、酸素飽和度と意識レバルの確認等であったらしい。
ここでは、意識障害があるようであればヘリで上高地の診療所に運搬されるシステムの様であるが、今回そのレベルには達していなかったようである。
また、ビパーク場所から距離は1km位だっただろうか、山荘まで3名の隊員が交代で彼女を運搬、搬送中隊員より震えがあるのはまだ大丈夫な証拠と精神的なケアもなされていた。

その後岐阜県警より山荘に電話が入り、電話で事情聴取を受けた。内容は住所、氏名、生年月日、山行の行程、登山届の提出の有無、幸い私は上高地バスターミナルで彼女はWebで長野県警に提出しておりお咎めはなかった。

時間は朝9時を回り一人の下山なら許可できないが、お連れ(私)が同伴なら下山可という指示であったので、付き添い9:30山荘を出発、涸沢経由で上高地に下山した。

今回、思い起こせば、大キレットを大幅に時間オーバーで走破した時点で彼女の実力は低く、次のルートに向かうことは「×」であり、基本である15:00までには山荘に入る計画を立てれなければ進むべきではなかった。彼女よりは登山経験者である私の痛恨の判断ミスであった。
普通の山歩きと難所(岩場)の違い、山の天気は変わりやすいを改めて経験した。
ツエルトを携帯していて本当によかった。わずか数百グラムの重要性を確認できた。

今後、北アルプス稜線に入られる方の参考になればと思う。         谷岡

赤岳~黒岳縦走 2017.7.30

山行名 銀泉台赤岳~黒岳層雲峡 縦走
日程 7月30日
メンバー 土屋 太田 渡辺ゆ
今年は縦走登山会が荒天で途中下山だった。なんとなくスッキリしなかったので、
層雲峡~銀泉台の登山バスを利用した縦走を計画した。
6:02層雲峡からバスに乗車、7時に銀泉台を出発。途中、白雲岳にも寄って16:00層雲峡に
下山した。

南暑寒岳・雨竜沼湿原 2017.7.15

南暑寒岳・雨竜沼湿原 2017.7.15

メンバー:谷岡(単独)

コースタイム
南暑寒荘7:30 – 雨竜湿原入口8:50 – 南暑寒別岳山頂11:10 – 南暑寒荘15:10 下山

3連休縦走も視野に入れていたが、天候及び所用が入り断念、
以前より一度訪れたいと思っていた雨竜沼湿原と南暑寒岳に出向きました。


この時期の湿原は緑に覆われオレンジ色のエゾカンゾウと紫色のヒオウギアヤメが深緑に映えます。
片道約2kmの木道を歩くとそこはまさに「尾瀬」の雰囲気で北海道の別な一面を体験できました。


南暑寒別岳は単調な緩やかな登りが永遠と続く道ですが、
一転して山頂から眺める暑寒連山の眺めは素晴らしいもので良い経験ができました。

第79回 大雪山山開き縦走登山会 2017.6.24-25

第79回 大雪山山開き縦走登山会
2017.6.24-25

1コース 黒岳~お鉢平展望台に変更 (層雲峡→黒岳→旭岳)
CL 牛久保、SL 宮岸、1L 浅野、2L 川名、救護 大屋
本部 川村、土屋、石井
一般参加者 10名

2コース 銀泉台~赤岳
に変更 (銀泉台→赤岳→緑岳→高原温泉)
CL 堤(拓)、SL 芳澤、1L 谷岡、2L 太田、3L 狩野、救護 矢野
本部 林、渡辺(豊)、岡崎、中瀬、鈴木、菅原、井合、出嶋
一般参加者 35名

一日目 6/24(土)
受付・入山式
                

上川町安全祈願祭
       

1コース/ミーティング
 

2コース/ミーティング
1班                               2班
 
3班

二日目 6/25(日)
1コース/黒岳~お鉢平展望台

                 

2コース/銀泉台~赤岳
                     

渡辺会長から
役員をお引き受けいただきました会員の皆様、荒天の中での山中行動大変お疲れ様でした。また、当日の都合が悪くご参加いただけなかった会員の皆さんにも準備等にご尽力いただきましたことをお礼申し上げます。
今年は理事長が主体的に準備に奔走してくださいましたので、外からの目線で冷静に登山会を見ることが出来ました。関係団体、会社、市町村、また、延べ人数にすると数万人にも及ぶ参加者にもささえられての79回目なのだとあらためて感じた年でした。山中行動中には、自分が山開きを担当していた当時の事も思い出され、お手伝いいただいた多くの会員の皆さんに対する感謝も足りなかったと感じさせられ今更ながら申し訳なく思ったりもしました。
来年以降の実施についてはこれから検討がはじまりますが、出来れば継続できるような方法を探ってまいりたいと個人的には考えております。
今後とも皆さんのご協力をお願いいたします。

川村理事長から
山開きの準備は、ゴールデンウイーク明けの主催者会議から実質スタートしています。近年の世知辛い職場状況では、なかなか日中の打合せに、仕事を抜けるのも大変です。山開き担当理事として3年目、さすがに流れや段取りは覚えましたが、準備にしても、先輩の詳細な資料があるので、コピペで済むことも多々あり、非常に助かっています。
ご承知の通り、年々参加者も減り、大幅に参加費を値上げして臨んだ今回。経費も例年より削減し、2年連続の赤字にビクビクしながら支払業務を開始しています。リーダー級の方は言うに及ばず、新人の方も、すっかり引率が頼もしくなり、素晴らしいと感じました。
ところで、道新の山開き記事、見ましたか?。参加者は、「来年こそは目標コースを踏破する」とのコメントもありました。今後、登山会存続の検討もしなければなりませんが、79回に亘る伝統を、赤字だからという一面のみを持って安易に終了していいのか、会員のリーダーシップ養成の場としてはどうなんだ・・、という観点からも会員諸氏の意見を伺わなくてはなりません。
まずは、今年も会員の皆さんの絶大なご協力に感謝いたします。

                   

夕張岳 2017.6.18

夕張岳(1667.7m)~金山コース
2017.6.18(日)
芳澤単独
タイム
流星橋手前林道分岐部Pから林道2km→
6:58 登山口(380)→8:14 870 8:29→9:43 小夕張岳 9:55→10:49 1280 10:57→11:28 ・1415→12:07 1515合流点→熊ケ峰往復、大休止→13:00 合流点→13:21 夕張岳 13:43 合流点→14:41 1325lost~1320復帰→15:41 小夕張岳 15:55→18:00 登山口→林道歩き

14年前に踏んだきりの夕張岳。金山コースからと思いこんでいたが、調べてみると夕張側からであった。あれやこれやからのリハビリを兼ねて、長くてお初の金山コースから1日かけてゆっくり歩いてみることにした。登山口へはまずは林道を約2km歩かなければならない。行ってみると十分車が通れる程度の損壊だ。
スタートから急登が始まり、750で北側のトラバース道となると十勝岳連峰南部が見え出す。まぶしい新緑の刈分けから910で尾根にのる。昨年登った吉凶岳が手前に大きく、右奥に芦別山塊を望む。道は徐々にネギの密度が増し始め、ネギロードとなる。雪堤の白い道の先には小夕張岳が立ちふさがり、あれをまともに越えなければならないのかとやや怯む。細い尾根は益々ネギとなり、右手の谷斜面はすべてネギ。凄まじい量だ。小夕張岳1234mの標識下で休憩一休み。1140までドンドン下り、約1200まで登り、また下る。・1276の登りからやや笹被りとなるが、漕ぐ必要はない程度。1320で残雪の急斜となり、以後随所に残雪が現れ、ロストしかける。いつしか前方には夕張岳東面を見ながら、登るようになる。西側の丘のような様相とはうって変わって、深い溝を刻みカッコいい! 1490から本体の北側残雪斜面をトラバースし、夕張Cと合流する。吹き通しまで一旦下り、熊ケ峰と釣鐘岩のコルを越えると雪渓に出合い、ここでしばし空腹を満たす。ハイマツを漕いで(実際は枝渡り)熊ケ峰まで行くと前岳がグッと近づく。合流点まで戻り、夕張岳に上がった。芦別山塊がよく見えるのはもちろんのこと。チロロ(多分)~1967~戸蔦別~幌尻がよく見える。遠く、暑寒方面や羊蹄山も見えた。下りでは一度誤った方向に降りかけたが、すぐに修正。久しぶりに天候にも恵まれ、よい1日だった。   Y澤

十勝岳連峰
 
吉凶岳(左)と芦別山塊                   小夕張岳
 
見渡す限りネギ                        小夕張岳1234m
 
樹間に夕張岳
 
越えてきた小夕張岳を見下ろす(右中)         夕張岳東面
 
釣鐘岩(左)と芦別山塊                   シュウパロ岳(左端)~鉢盛山(右端)
 
前岳(左)~滝ノ沢岳~1487峰               夕張岳西面
 
分岐
 
山頂                               南望
 
前岳湿原                            遠く中央奥の雲の下に羊蹄山
 
チロロ(多分)~幌尻岳                    トラバースから前岳(中)~釣鐘岩(右)
 
雪堤
 

春山研修(十勝岳) 2017.6.4

春山研修(十勝岳)
2017.6.4

今回の研修登山の主たる目的の一つは古典的な読図の練習。
先の座学で地形図の読み方や磁北線の引き方などは講習済みですが、
現場に出てのトレーニングがやはり一番効きます。

スマホやGPSなどのデバイスの使用も条件次第では選択肢に入る時代となってきましたが、
機械に自身の位置を教えてもらわなければ山に行けないような人と組むのはおっかないしょ。

北海道の山で読図の能力をフルに発揮するシーズンは当然冬な訳ですが、
之を冬に始めていたのでは身に付ける以上に身がヤバい。

冬が来るまでにしっかりと技術をモノにしておきましょう。


1班
CL太田、SL矢野、M古山、加藤、伏見

6:30望岳台-7:00白銀荘分岐-7:30十勝岳避難小屋-8:20スリバチ火口-10:00十勝岳頂上-12:15望岳台

メンバ-の感想
太田 矢野さんに助けていただき、CLの勉強が出来ました。
矢野 若い人に混ざって楽しかった。
小山 初めての研修で楽しかった。
加藤 コンパス・読図大変勉強になりました。忘れないようにしたい。
伏見 地図の読み方、雪渓の歩き方勉強になった。


2班
CL宮岸、SL林、M秋山、谷岡、近藤(照)

天候 曇り(ガス)時-小雨頂上で小雪がぱらつく、風数m/s、視界10~50m 一時500m
気温6℃(頂上)

望岳台6:40-7:10白銀荘分岐7:20-7:40美瑛岳分岐7:45-8:00十勝岳避難小屋8:10-
10:15頂稜肩-10:35十勝岳頂上11:00-12:30十勝岳避難小屋12:35-13:00白銀荘分岐-
13:20望岳台

小雨交じりの視界に不自由する天候は、読図・コンパス切りの練習には良い条件でした。

3班
CL牛久保、SL渡辺ゆ、M添田・堤し・中嶋

6:30望岳台-8:00避難小屋-9:55co1820付近より雪渓歩行練習-10:45十勝岳山頂-12:30避難小屋-13:40望岳台着

・霧雨およびガスのため、出発時より視界不良。望岳台から避難小屋までコンパスを切る。
目標物を定めて行動する方法を確認。途中避難小屋上の沢を地形図で確認。
雪渓歩行練習前に視界が開けたため、前十勝を使った現在位置確認方法の研修を実施した。
・雪渓歩行訓練は全員が経験者であったため、注意点を確認して各自で行った。
・休憩の取り方は口頭で行った。
・下りの雪渓で滑落停止の簡易訓練を実施した。
滑落開始時に反射的に行動ができるよう、普段から練習しておくことが望ましい。