カテゴリー別アーカイブ: 十勝連峰

大麓山 2019.12.06~07

麓郷~大麓山 2019.12.06~07
L:Ay・S、F・U

7:45麓郷最終民家発 14:40林道Co1075m~C1設営
5:00起床 7:00C1発 8:00登山口 9:40大麓山 10:50C1着~撤収 15:20民家着

雪が少なく中白鳥沢の尾根が使えないため、片道13kmの林道をスキーでつめ、途中でC1とした。
翌朝は快晴。頂上直下の斜面もまだ雪は少なく、スキーは楽しめそうにない。
Co1300mで今回初導入のスキーアイゼンをつけピークまで歩いたが、快適だった。時間がおしているためトウヤウスベは眺めて終わった。前富良野~下ホロまで初めて見る角度から大きく見渡せ、とても素敵だった。
一気に滑り降りる予定だった林道の下りは、思った以上に傾斜がないため、全然滑らず、ストックで漕いでなんとか進む程度で、時間がかかった。雪は終始足首程度。

 
 

上ホロ北西稜 2018.12.16

▲上ホロカメットク山(1920m)/北西稜~下降ルンゼ(南西コル)

メンバー CL出嶋、SL星野(千)、鈴木、芳澤(記録)

タイム  7:40 凌雲閣P→8:29 旧Z付近、DP(スキー・スプリット・シュー)・アイゼン装着 8:47→9:03 1540、沢下降→9:08 北西稜取付→9:39 1710、アンザイレン→11:35 稜線→11:47 山頂 11:51→11:59 南西コル下降点→12:43 1540、下降ルンゼ左岸→13:00 旧Z付近、アイゼン脱 13:14→13:46 P、後着(シュー組)  /登り4:07 下り1:55 総行動時間6:06

すったもんだで、やや出遅れる。稜雲閣に着くとそれなりの車の数。K会4人組が準備を終えようとしていた。我々パーティーはほぼ最後尾で出発。足回りは、スキー・スプリット・シューとバラバラ…旧Zらへんでデポし、EPに切り替える。どうやら、今日の北西稜はK会、Hクラブ、そして我々の3Ptのよう…取り付きまでは、先発2Ptのラッセルで助けられる。強力30代ツートップに牽引され、グングン進む。先行K会は真っ直ぐ行ったようだ。Hクラブは沢へ下降中。稜線に上がった頃には、いつの間にやら先頭に出ていた。1710付近、ここから2人づつアンザイレン。ロープの準備をしていると後続がゾクゾクと追いついてくる…見下ろすと、そこそこ狭いし、そこそこ急。左のルンゼから越えると岩の裏側でセルフがとれた。ホッと一息…コンテでやや緩いところを進むと、目の前の壁のような岩塔…2なのか3なのか?左から巻き上がる。急なTRVを終え、2度目のセルフ(1840)。そして、ここから稜線1900まで一気に上がる。さすがに氷化している。岩も露出している。落ち着いて、一手、一足…壁を一つ乗り越えた。そして、もう一つ越えるとみんなの笑顔があった。稜線に突き出た!! 風は15~20m/sくらいか…細かい氷の礫で目が開けれない、顔も痛い。100m弱ほど南西に歩いて山頂到達! 山頂写真を撮って、すぐに南西コルへ。上富良野岳基部から右へ…ルンゼをドンドン下降した。足回りを履き替える頃にはすっかり展望もよくなり、背景の山もよく見えた。達成感、充実感いっぱいで一歩ずつ確実に車へと戻った。若い人たちに引っ張られ、登らせてもらいました。感謝!  (Y澤)

※写真の順番は右下から左上へです。

初冬季研修 2018.12.8-9

12/8(土)〜9(日) 初冬季研修/三段山周辺

A組 CL宮岸、近藤、宇野(吉)、双樹、川原

B組 CL佐藤(あ)、林、石井、大屋、牛久保、古山

8日(土)

7:30渡辺プラスチック出発 8:30 十勝岳温泉集合 9:00 出発 9:30 テント設営 10:30 テント設営終了 10:30 ビーコン捜索訓練 12:40 弱層テスト・雪崩埋没訓練 14:30 終了

9日(日)

5:00起床 7:40出発 7:50アイゼン歩行訓練・滑落停止訓練・雪道掘り訓練 11:30終了・移動・テント撤収・十勝岳温泉駐車場へ移動 13:00 解散

今シーズンの冬の到来はとにかく遅く、初冬季の週中には旭川で気温が+10度に到達するというありさまだった。週末にかけて天候の悪化が予報されており、テンション低めで現地入りしたが、雪は少ないものの気温は優に-10度を下回っていた。テント村を設営の後、アバランチトランシーバーの講習へ。会員のビーコンもほとんどBarryvoxの赤か緑(これでも1世代前だが)に更新され、自分のARVA3との能力差が顕著になってきた。いい加減買い替えの潮時だろう。エアポートアプローチからのゾンデリング、掘り出しに至るプロセスも随分変わってきた。最新のものに合わせられるようにしたい。その後、シャベルコンプレッション、ゾンデリングや埋没体験など行い、1日目は終了となった。予想していたよりも夜間は風が無く、翌朝も比較的穏やかだった。

A班は当初3段山目指すつもりでスタートしたが、ハイ松の下地がが固まっておらず、踏み抜き&ラッセルの連続で早々に諦め、Z付近でEPの練習をするために移動した。B班もこの辺りでの雪訓に変更したらしい。降雪の具合から沢地形には近づきたくないので、化物岩下部の斜面で多少のEP訓練を行い、風がやや強くなり、いつものカミホロ状態になってきたところでB班と合流。吹き溜まりに雪洞を掘りティータイムを楽しんだところで終了とした。(記:宮岸)

雪がつもった白い山に居るのははじめてのことでした。わたしには 訓練以前の 天幕はり・ 炊事などの山の生活のすべてが新しかった。みなさんがあまりに手際よく山の生活を切り盛りされているので、わたしは 決断 という山ではとくに大切だと思われることを途中から放棄して (すみません)なかば感心して 見つめていることしかできなかった。山で生きる力。みなさんが何気なく当たり前に手をうごかしていることが わたしには手がでない。なんとなく見た目をおなじようにやっても全然うまくいかない。理由を知らないとなにもできない。ここでは意味のない行為はひとつもないようで、見ていてはじめて知ることがたくさんありました。訓練ではほとんどすべての道具を使うのがはじめてだったので、とても勉強になりました。ビーコンでの捜索、雪を観察する方法、埋没の体験、アイゼンピッケルを使った歩行、滑落停止、雪洞ほりなどを教えていただきました。丁寧に教えてくださってありがとうございました。とくに最後の雪洞ほりはすぐに疲れてしまって、まったく力不足でしたが、汗をかきながらチームであ・うんの呼吸で掘りすすめる様子がとてもかっこよく、仲間ということばがあたまでこだまして忘れがたい光景でした。山と呼吸をともにする人たちから直接に教わることができて大きな経験でした。また、途中メンバーの声にとても励まされたことや、埋没ののち最初に見たメンバーの顔に深く安堵したこと、雪がふる静寂のなかで、天幕の宴会が明るく暖かかったことも大切な風景として思いだされます。自分の限界を自覚して人に頼らせてもらったことは、ほんとうに自分のきもちを謙虚に小さくしましたし、また自分も仲間と呼び合える場所にいつかいけるように、自分の足でたてるようになってゆきたいと強く思いました。あの日の山の、顔面に痛い冷たい風と雪の塊、冷えてゆく手先。そして 澄んだ気持ち。あの時は、寒さと視界の狭さで怖くてしかたなくなったのに、今は その痛さと苦しさのなかに身をおいて また雪山の澄んだ空気に触れたいと思っている。いつか あの人知れずあった名もない山の斜面で、スキーを たのしげに滑りたいな。最後になりましたが、このように冬山に行くことができたのも、惜しまずに道具や知恵を貸して下さったみなさんのおかげです。自分1人ではできなかった経験ができたこと、改めてありがとうございました。(記:川原)

吹雪の中、十勝岳温泉を出発

上ホロ 正面壁 チムニールート 2018.11.30-12.1

メンバー 宇野(吉)、他1
11/30
18:30 駐車場
19:10 安政火口C1
12/1
6:30 C1
7:30 取付尾根取付き
8:40 正面壁取付き
9:00 チムニールート取付き
12:30 頂上
14:45 C1
15:30 C1発
16:10 駐車場
先週に引き続き上ホロ。先週とは打って変わって冬景色。雪もかなり増えている。 今回は安政火口に前泊した。やはり、山中テント泊は最高だ!翌日の天気は芳しくないが、悪ければ化物岩、大丈夫そうなら正面壁へ行くここととする。朝は思いのほか視界もあり、風も穏やか。悪くなる前に正面壁へ。急に降ったせいか、沢の下り口からは腰ラッセルで先が思いやられる。正面壁直前のナイフリッジでは胸ラッセルで気が抜けない。取付きでは風も少々出てきてい上ホロらしくなってきた。気温が高いのがまだ救いである。相方は初めての正面壁だが、問題なくビバ上ホロで頂上へ。飛ばされそうになりながら下降ルンゼに吸い込まれたが、下からの吹き上げで目が開かず、しばらくクライムダウンで下降。下に行くとなんと胸上ラッセルで、全く抵抗なく沈んでいく。この降雪では多すぎて雪崩も起きないだろう。あまりにも進まないので、登り返して取付尾根に乗り、取付きまで戻った。ここまで下りても雪と風は収まらず、朝のトレースも見事に消えており、ほとんど視界がない。安政火口ではこんな中訓練をやっていた。時間があれば化物もと思っていたが、時間も時間になり、かなりの荒れ模様になってきてテントで一服して下山することに。大勢のトレースが高速道路になっており助かった。途中、各会の一大テント村が出現しており驚く。駐車場ももう停められない程の大盛況ぶりでシーズンインを実感した。

上ホロ北西稜 2018.11.19

メンバー 宇野(吉)、他1
7:10 駐車場
8:20 北西稜取付
10:25 頂上
11:10 北西稜取付
12:30 駐車場
今シーズン初上ホロへ。足慣らしに北西稜へ向かうが、雪が少なく、安政火口までは夏道が出ている。視界はないが割と穏やかな頂上。下山してから風が出てきた。

 

布部川本流から原始ケ原 2018.8.4

布部川本流から原始ケ原
2018.8.4(土)
芳澤、大屋、菅原、牛久保、近藤、矢野、加藤
タイム
6:54 登山口→6:59 入渓→7:38 不動の滝→7:59 870休憩 8:07→8:27 二段の滝→8:48 蒼天の滝→9:22 935休憩 9:32→10:03 赤岩の滝→左岸高巻→10:22 落口→11:06 本流1040、休憩 11:20→11:34 1065夏道出合→12:26 五ノ沢出合→13:02 松浦武四郎の碑 13:24→13:26 富良野岳登り口→13:38 三ノ沢出合→13:58 二ノ沢出合→14:26 登山口 /総行動時間7:30

当日入渓してすぐに驚かされた。先週の沢研修と対称的で、熊の沢が女性的なら、布部川は超男性的だ。沢の中の岩がやたらとデカく、結構な水量が力強く音をたてて流れている。芳澤さんもおっしゃっていたが、日高の沢の奥の様で、ヌビナイ川左股のイメージである。興奮ものである!。
緑色に見える不思議な沢水に足を浸しながら、次々現れる滝がつぎつぎと変化し、岩盤が変わり沢の色がいっぺんに変化するのも楽しい体験であった。そして、最後に高層湿原を歩くことになろうとは。これも初めての経験で正に天国と言ってよいだろう。
様々な初体験を素敵なメンバーで出来たことに感謝。(菅原)
本日の布部川遡行は最高でした、目の前に現れた滝の個性的な様相は私の一生の思い出になります、なかでも緑濃いフカフカの苔の岩場に立ち目の前はほとばしる滝、滝の裏側に立てた私は夢見心地でした、久し振りのそれも今季初の沢歩き、帰路の藪漕ぎもなんとかクリアでき、湿地帯では朱鷺草も見られて、ここまでこなければ見られない富良野岳のどっしりとした存在感は圧巻でした、この計画を立てて下さった芳澤CL、SL、一緒に歩いて頂いた皆様ありがとうございました、浅瀬の不思議な色合いの石、滑歩きもできて、心地よかった水音、キラキラと水面に映って揺れていた木の葉たち、この何とも言えない幸福感はしばらく続きそうです。(矢野)
始めていく沢は楽しい。富良野の原始ヶ原の布部川の滝巡りの沢は晴天が続いているのにもかかわらず水量が多く驚いた。豪雨の時の雨を山はまだたっぷりとためているのかもしれない。左岸をまいて行き止まりの赤岩の滝の上に出たら 美しい滑滝 だった。沢は楽しいなあと思う時だ。
富良野山岳会が建立したという松浦武四郎の木柱から望む夏の富良野岳は美しく 、150年前1040メートルにある高層湿原を通過したのはアイヌの人の案内があったとはいえ冒険に満ちた山行だったと思う。この夏 、また何処かの沢に行ってみたい。そんな気持ちになった。(近藤)
想像していたよりもずっとワイルドな沢だった。序盤は大岩と豊富な水量と深さになかなか進めなかった。名の付いた3つの滝はどれもすばらしかったが、やはり最後の赤岩の滝はラスボスに相応しかった。その名が示すとおりである。しかしながら、落口に巻き上がるとそこにはピンクのすばらしいナメが待っていた。夢見心地! (Y澤)

序盤

不動の滝

二段の滝

蒼天の滝


赤岩の滝

赤岩の滝の左岸高巻                                               赤岩の滝の上
 
原始ケ原

2017.12.9~10 初冬期研修 上ホロ周辺

A班 CL菅原 近藤 大屋 宇野(ふ) 古山
B班 L 牛久保 林 佐藤(あ) 出嶋 中嶋
9日のみ 講師:菊地  宇野(吉)  10日のみ 講師:堤(拓)  谷岡

9日 6:30凌雲閣駐車場集合 7:00BC設営 訓練開始 15:00研修終了
研修はBC(砂防ダム)付近
●菊地氏指導のもと、以下の内容を聴講・実技訓練
①雪崩に関する基本的知識と事例
*起こりやすい地形、雪質ほか
②ビーコン操作方法
*雪崩発生→目視でどこまで流されたか確認→パーティーの安全の確保
→リーダー指示のもと救助開始(要救助者の所持品等を手がかりにする。)
*救出は18分がリミット ・電波はリンゴ型に出る
*ビーコンの矢印は要救助者の逆方向や、遠回りに導かれることがある
*10mまで近づいたら、「テン!」と声を出し、リーダー等が救助を分担
*ビーコンに+標示が出たら、クロスサーチ(1秒間隔でクロスに動かし、捜索)
③埋没者救出法(斜面掘り出し→保温)
*船方に掘り出す。(1-2-2の陣形、リーダーの指示により適時交代)
*埋没者の顔が見えたら、交代しない。ツエルトを用意させる。
*タイムキープをする。
*クワ型スコップは掘った雪を後ろに送るのに便利
③埋没者救出法(平地掘り出し)
*実際に掘る練習
*埋没及び被救出体験
*ゾンデの感触体験(体のどこに当たっているか)
→呼吸の確保のため、頭から掘り出したい。そのため、ビーコンは頭に近い場所に入れると良いが、デメリットあり。
*ビーコンは液晶側を体側に向けて入れる。
*インナー手袋には、薄手の使い捨てのゴム手袋(ニトリル)がオススメ。(オーバー手を脱いで、インナー一枚で作業をしたあとも雪をオーバー手の中に持ち込まないので濡れない)”
④北西稜取付付近まで歩き二日目の研修の確認
⑤交流会 B班出島氏もつなべ・各種美酒

10日起床5:00  朝食6:00  研修7:10~12:00 BC撤去12:30  凌雲閣駐車場13:00(解散)  研修は八手岩末端付近

●堤氏指導のもと、安政火口付近において以下の内容を聴講・実技研修
☆B班 朝食:出島氏カキうどん
①アイゼン歩行
*登りも下りもフラットフッティングを心がける
→山側、谷側につま先を開く *ガニ股歩行
*下りはやや前傾姿勢。腰を引かないこと。ひざをやわらかく使う
*滑落事故はアイゼンをロープや足に引っ掛けて起こりやすい。
→ロープの芯が破損したら以後使えないため、アイゼンで踏んだら必ず申告
*アイゼンを装着する際は、2段の足場をつくる。
②ピッケル操作
*登りはピックが前、下りはピックを後ろにし、滑落停止がすぐできるよう
*滑落停止:スピードがつく前はアイゼンで止める。スピードがついたら、足を上げてピッケルで止める。
→ピッケルを放してしまったら、手とひざで止めるしかない。
=5月の残雪期に雨具を着ていてスピードがつくと難しい。

③ピッケル(スコップ)でのセルフビレイ
*機能させるためのピッケルの埋め方、各種方法
*セルフビレイ器具の使い方
*スタンディングアックスビレイ、肩がらみ
→下側の足をつっぱる
*一番使う腰がらみ確保を練習
*斜面での休憩時はピッケルでザックを固定。

④スタカットクライム・コンテ歩行
*間隔は状況によるが10mほど
*ロープの肩へのかけ方、各種持ち方(スリング・カラビナを利用)
*制動力を増すためロープ間に結び目でこぶを作る場合もある

⑤雪洞見学
⑥テント撤収

記 中嶋

10日 A班 菅原さんの滑落の経験談を踏まえながらの滑落停止訓練。訓練で出来ない事は実際に起きた場合にもできないという言葉に身が引き締まる。頭を下に果敢に滑落する古山君の若さに圧倒される。またピッケルが手元に無い場合の腕での停止訓練。実際に滑落した場合、冷静に対処できるか不安になる。その後雪洞堀。いかに楽に掘り、いかに暖かく過ごすか。数々経験してきた視点は大変為になりました。小雪と寒さで早めに終了し、テント撤収。 講師の菅原さんのお陰で有意義な訓練となりました。  記 宇野

アバレ川 2017.7.30

メンバー L宮岸 谷岡

コースタイム 7:00(入沢)- 10:30 勝瑛の滝 – 12:15望岳台

先週の修行の様なオロエンに続き今回はアバレ川。 以前Y澤さんより楽しい沢と伺い、また、前日のネットのチェックでもワンちゃんを連れた5~6名のパティーが楽しそうに沢を登っていた。
M岸君に白金温泉で待ち合わせ7:00入沢、「今回はゆっくりね、、」と念を押したが、
沢に入ると早速ギアが入り先週に続くハイペース、ネットでは5時間で勝瑛の滝に到達していたが、入沢2時間の休憩時点で半分以上沢を登っており、3時間半で勝瑛の滝に到達。
今週もビリーズブートキャンプの様なハードな沢歩きで、私の構想ではネット通りの12時にマイナスイオンを浴びて滝を見ながら楽しい昼食、15時下山と思っていたが、12時過ぎには望岳台に到着し、今回も老兵にはハードな沢登りとなりました。
ビリーザ・M岸隊長は「1日の沢の予定が半日で終わってしまった!! まあ、二人ならそんなもんだろう、、、明日は朝からクライミングだ!! 」と奮起しておりました。

追加:レインウエアを着ての滝修行は面白かった。。。 T岡

 

  

春山研修(十勝岳) 2017.6.4

春山研修(十勝岳)
2017.6.4

今回の研修登山の主たる目的の一つは古典的な読図の練習。
先の座学で地形図の読み方や磁北線の引き方などは講習済みですが、
現場に出てのトレーニングがやはり一番効きます。

スマホやGPSなどのデバイスの使用も条件次第では選択肢に入る時代となってきましたが、
機械に自身の位置を教えてもらわなければ山に行けないような人と組むのはおっかないしょ。

北海道の山で読図の能力をフルに発揮するシーズンは当然冬な訳ですが、
之を冬に始めていたのでは身に付ける以上に身がヤバい。

冬が来るまでにしっかりと技術をモノにしておきましょう。


1班
CL太田、SL矢野、M古山、加藤、伏見

6:30望岳台-7:00白銀荘分岐-7:30十勝岳避難小屋-8:20スリバチ火口-10:00十勝岳頂上-12:15望岳台

メンバ-の感想
太田 矢野さんに助けていただき、CLの勉強が出来ました。
矢野 若い人に混ざって楽しかった。
小山 初めての研修で楽しかった。
加藤 コンパス・読図大変勉強になりました。忘れないようにしたい。
伏見 地図の読み方、雪渓の歩き方勉強になった。


2班
CL宮岸、SL林、M秋山、谷岡、近藤(照)

天候 曇り(ガス)時-小雨頂上で小雪がぱらつく、風数m/s、視界10~50m 一時500m
気温6℃(頂上)

望岳台6:40-7:10白銀荘分岐7:20-7:40美瑛岳分岐7:45-8:00十勝岳避難小屋8:10-
10:15頂稜肩-10:35十勝岳頂上11:00-12:30十勝岳避難小屋12:35-13:00白銀荘分岐-
13:20望岳台

小雨交じりの視界に不自由する天候は、読図・コンパス切りの練習には良い条件でした。

3班
CL牛久保、SL渡辺ゆ、M添田・堤し・中嶋

6:30望岳台-8:00避難小屋-9:55co1820付近より雪渓歩行練習-10:45十勝岳山頂-12:30避難小屋-13:40望岳台着

・霧雨およびガスのため、出発時より視界不良。望岳台から避難小屋までコンパスを切る。
目標物を定めて行動する方法を確認。途中避難小屋上の沢を地形図で確認。
雪渓歩行練習前に視界が開けたため、前十勝を使った現在位置確認方法の研修を実施した。
・雪渓歩行訓練は全員が経験者であったため、注意点を確認して各自で行った。
・休憩の取り方は口頭で行った。
・下りの雪渓で滑落停止の簡易訓練を実施した。
滑落開始時に反射的に行動ができるよう、普段から練習しておくことが望ましい。

大麓山 2017.4.16

大麓山(1459.5m)・富良野市麓郷
2017.4.16(日)
メンバー 芳澤単独
タイム
8:03 鹿柵G→(引返)→8:33 林道奥50m、SKI→9:12 520徒渉→9:55 670倒木渡→10:06 670取付、シール着 10:20→11:58 1195コル付近 12:19→13:02 山頂、シール脱 13:20→14:25 670倒木→15:31 車 /総行動時間7:28

朝、青空に大麓山を確認でき、期待が高まる。林道は一片の雪もなくシートラでスタート…嫌な予感その一。ぼーっと歩いている内に林道入口をかなり通り過ぎしまう…嫌な予感その二。左岸沿いの林道が二手に分かれる。そのまま進むもやがて消失。やむなく徒渉。SBなどありゃしない。飛び石…ヨシヨシと思った瞬間、ズルっ!右足は濡れたまま登る…嫌な予感その三。右岸をどん詰まりまで行くと橋がない!よく見ると奥に太めの倒木。嫌な予感ながらも少しラッキー。急な法面の雪は剥げ、なかなか取り付けず、林道をしばし南進…嫌な予感その四。どうにか取り付き、黙々と登る。空はドンドン暗くなる。1210で尾根を乗り越し、1230ポコを巻く。そろそろ見えるはずの大麓、いつまでたっても見えやしない。雲の中…嫌な予感はここにきて集大成。南から吹き上げる風、ガス、視界不良。せめて大麓は踏みたい!と意地しかない…山頂からは何も見えない。寒い。トウヤウスベへの縦走はあっという間に消えた。降りてくると、先日辿った富良野~前富良野がよく見えた。ちょっとしたトラブルの積み重ねで時間のかかる山行となった。    Y澤

 
中央右の平坦な山が大麓山                シートラ道 
倒木ブリッヂ                   コル付近から、大麓は雲の中 
羆が潜んでいたとしても、わかりません。寒い     山頂標識と二等三角点『虎伏辺』 
雲を抜けた!ホッ!               こいつとズーっと一緒 
降りてくると暑い                富良野~前富良野が…上から見たかった

富良野岳~前富良野岳 2017.4.2

凌雲閣~富良野岳(1911.9m)~前富良野岳(1625m)~秋雲橋
2017.4.2(日)
メンバー L双樹、藤井、出嶋、芳澤
タイム
7:20 凌雲閣脇→ヌッカクシ富良野川→7:32 取付→7:42 1280→(滑降)→7:57 1180、シール着→8:24 1200、三峰山沢左股→10:18 1790、アイゼン→11:17 富良野岳 12:07→(南西面滑降)→12:22 1350、コル付近→13:50 前富良野岳 14:17→(二ノ沢滑降)→15:13 秋雲橋下400m
/富良野岳まで3:57 前富良野岳まで0:58 総行動時間7:53

絶好の山日和に凌雲閣から富良野岳を目指す。南西面を滑降し、前富良野岳に登り返す。南面沢(二ノ沢)を林道まで落とし、秋雲橋へという横断計画。
高さ、向き、日当たりなど様々に変わる雪質に気を使いながら、標高を上げる。稜線が近づいた1790でシートラ・アイゼンとし、1820ポコを北から巻き上がる。上部はかなり硬い。最初の数歩の下りに神経をつかった。少しづつ雲が増えてくる。3パーティー8人では山頂はやや狭い。4人とも積雪期の富良野岳山頂ははじめてであった! 南西面を順番に滑る。上部は一部ガリガリ、そこを過ぎると案外快適な滑りが続く。むしろYは脚が保たない↓ 南西コル付近から前富良野岳へと登り返す。山頂まで苦もなくシール登行。二ノ沢を滑る。こちらの方が快適であった。ボトムから林道出合へ。時折登り返しながら、秋雲橋へ…    Y澤

凌雲閣
 
三峰山沢
 
右股右岸尾根
 
富良野岳
    
北尾根(左)~十勝岳方面(右)               富良野岳山頂
  
南西面滑降(三ノ沢)
  
コル付近から振り返る                    前富良野岳を背景に
 
前富良野岳へ
 
前富良野岳山頂
 
旭岳へのギザギザ                      二ノ沢滑降
  

前富良野岳 2017.1.4~5

CL,食担 志水、SL李家、佐藤、宇野(吉)、渡邉(あ)、星野(千)、他1

1/4 8:30十勝岳温泉駐車場集合、車デポ 本幸最終除雪地点へ移動 9:30本幸出発 14:30C1着 
1/5 4:30起床 6:30C1出発 9:30前富良野岳 13:00本幸最終除雪地点着

今回のヤセ尾根登山隊の「冬の祭り」は本幸~前富良野~富良野岳~十勝岳温泉を計画していた。
本幸の最終除雪地点から歩き始めるとすぐ正月合宿から下山中の北大山岳部の大パーティ(15人くらい?)とすれ違った。当リーダーはOBなので、新旧の交流となる。学生達は代々受け継がれてきた年代物のジルブレッタを履いていて、爽やかだった。
一日目は快晴無風、1月とは思えない暑さで、汗がボタボタ落ちどんどん薄着になっていくヤセ尾根登山隊員たち。
樹林帯を抜けるとき、隊員は山ヤらしい破天荒ぶりを発揮・・・大変オモシロイ出来事があったが、ここでは割愛-。山に登るために本人たちは至って真剣なのだが、その真剣度合いと実際の行動がハチャメチャ・・・手を合わせて拝みたくなるような清く正しい山ヤの姿がそこに在った。
順調に高度を上げて14時半Co1250m付近にC1設営。その上は風で雪が飛んでいてここがベストなテン場だった。C1作成中、サンピラーが見えた。
今回の志水シェフの食事のテーマは「ペルー料理」。青森県産の鶏(焼き加減はレア)にワサビをつけて食べたり、貧乏人スープ、ペルージのンギスカン、チーズリゾット、最後の〆はシェフ手作りチョコレートブラウニーon生クリーム。今回もグッドセンスな料理に一同大感激でモリモリ食べた。各人の自慢のお酒とおつまみや今回残念ながら不参加となった菅原氏からの差し入れも頂いた。
去年、6人用テントに7人が寝て「テントぎゅうぎゅう問題」が勃発した教訓を生かし、今回は6人用テント+3人用テントを追加して広々と寝た。登山隊ならぬヒグマたちはスヤスヤ寝たようだが、凡人の私は寒くて何度も起きた。
翌朝はいつもの一人餅3個・シェフ手作りのチャーシュー入りラーメンを食べ、前富良野岳へ。途中、朝焼けが綺麗に見え感動に浸っていたが、「朝焼けが見えたら天気が崩れるんだよなぁ」とリーダーが言っている。標高を上げるとどんどん風が強くなり、稜線は前後の人の声が聞こえないくらいの爆風。アイゼンを履き前富良野岳は巻いて超えた。またスキーに履き替えたものの、私が全装でアイスバーンの斜面をスキーで歩くことに難儀し時間をくってしまい、隊員たちを強風の中かなり待たせてしまう。時間が厳しくなってきているため富良野岳越えは無理と諦め、原始ヶ原へエスケープ。隊員たちは烈風の中も平然としていた・・・。この人達は普段一体何処で生活しているのだ・・・去年はヒグマだと思ったが、今年はヒグマを通り越して、ホッキョクグマになっている・・・ブリザードに叩かれながら凡人はただただ情けなさに暮れた。
南東斜面へ方向転換すると無風となりフワフワのパウダーを楽しみ、林道も一気に滑り降り下山。快晴爆風というものを初体験し、フェイスマスクをしていたものの顔に軽度の凍傷をおった。景色は美しかったが、コンタクトレンズが飛んでいきそうでまともに目が開けれなかった。(マツゲに巨大なツララができ、前も見えなかったが・・・)
あっという間の冬の祭りだった。正直、来年はホッキョクグマたちについて行ける自信がないが、リーダーのご飯食べたさにまた参加するであろう。山で食べる生クリームは最高に美味しかった。(記・渡邉あ)

 

 

 

 

 


                        おまけ ダブルザックのU野氏

初冬期研修カミホロ周辺 2016.12.10~11

1日目CL宇野吉彦、大屋、添田、渡邉あゆみ、谷岡、双樹、秋山、出嶋、古山
2日目CL堤拓哉、近藤照衣、大屋、添田、渡邉あゆみ、谷岡、双樹、古山
(10日のみ参加3名、11日のみ参加2名、総勢11名)

12月10日
6:00十勝岳温泉駐車場集合 6:30発 7:00ヌッカクシ富良野川ダム横BC設営、訓練開始、15:00訓練終了、16:00BC
12月11日
7:00BC集合、7:30訓練開始、12:00訓練終了、13:00BC撤収~解散

今回、当日直前に体調を崩された3名、その他の理由で参加できなくなった方等がおり、その中で元々のCLだった菅原さんは多忙な中、全ての段取りやBC内ガソリンストーブ縛り等楽しい企画を考えていただきました。(ガソリンストーブを扱える人が少なすぎるということで今回はガスになりました)
当日参加者全員「来れなかった方々の分まですばらしい研修にしよう」という面持で十勝岳温泉駐車場に集合しました。その思いに応えるかの如く、上ホロカメットク山が朝焼けに照らされ、美しい姿を見せたりガスに隠れたりしていました。
BCを設営し、さっそく訓練開始。
初日は雪崩トランシーバーのトレーニング、埋没体験、ピットチェック、積雪観察、スキーソリ搬送と内容の濃い訓練を行えました。
雪崩トランシーバー訓練ではまず基本動作をしっかりと確認実践し、シグナルキャッチからプローブをヒットさせるまでのタイムアタックを一人一人行いました。機種毎の性能の違いを比較でき、大変参考になりました。
ちなみにメンバーの使用機種はピープス2名、アルバ1名、マムート6名と圧倒的マンモス率でした。
次に埋没体験。菅原さんの「体験したことのない人はぜひ埋まってほしい」という言葉。それを果たすべく全力で埋まりに行かねば。おそらく1mにも満たない埋没ですら、雪の中でもがいてもビクともしない。もがけばもがくほど無くなっていく酸素。脱出直前に焦って息を吸おうとすると一気に雪が口内に侵入し完全にパニック。埋没恐い。
皆埋没の恐ろしさを再確認した後、雪崩に会わない為にお勉強タイム。双樹さんのポケットから飛び出してくる様々な積雪観察道具に某猫型ロボットを彷彿させつつ最新のピットチェック方法や積雪観察を学びました。
日が傾きかけ、最後にスキーソリ搬送を実施。
シャベルとスキーで作成したソリの上にミイラになった谷岡さんを固定。皆で引きずり回す。倍力システムでスイスイ引き上げることができ感動しました。
初日の訓練を終え、皆でおいしい紅茶を頂いた後、お待ちかねの夕食。メニューは石狩鍋、もつ鍋、炊き込みご飯。うまい、うますぎる。お酒が入らなくなるくらい食べてしまいました。食担のお二方、美味しい夕食をありがとうございました。
宴会の最中、匂いに誘われたのかキツネの襲来を受け谷岡さんのブーツを持っていかれる。来年はキツネ対策を考えねば。(ブーツは朝無事に見つかりました)
9時を回ったあたりで宴会はお開き。冬季テント泊は初めてでしたが下ろしたてのテントのおかげか快適な睡眠をとることができました。

2日目、4:30起床。前日に天候が危ぶまれましたが、見事すばらしい悪天候に恵まれました。
朝食は前日の石狩鍋にラーメンと餅を投入。なかなかのボリューム感。そしてこれがまたうまい。
7:00にCL堤さん近藤さんと合流。三段山の斜面で訓練を行うべく移動を始めましたが、この吹雪では上で訓練を行うのは困難ということでBCまで戻り、近くの手頃な斜面で実施することになりました。
まずはピッケルの使い方、滑落停止、アイゼン歩行訓練。私は今までこういった指導を受けたことがなく、独学で何気なくやっていました。ここに来て初めて間違いやあいまいだった部分に気づくことができ、これだけでも非常に価値のある訓練に思えます。今まで生きててよかった。
そしてスノーボラードの作成、スタンディングアックスビレイを行い昼頃訓練を終えました。
名残惜しさを感じつつBCを撤収。本当に充実した2日間でした。皆様、お疲れ様でした。
体調が悪い中、計画・準備・お酒の買い出し等奔走して頂いた菅原章人様、ありがとうございました。(記:古山)

【一日目】
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【二日目】
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十勝岳 2016.10.16

メンバー:L渡邉あ、菅原
タイム :8:15望岳台 9:15十勝岳避難小屋 11:15十勝岳 14:00望岳台

数日前の旭岳は膝ラッセルで別人のように足が動かなかった・・・初冬の山に体を慣らすべく十勝岳へ!
が、望岳台に着いてみると紅葉真っ盛りで雪がない・・・ガスで山の積雪状態は見えないが、とりあえずスノーシューは必要なさそうなので置いていくことにする。行き交う登山者は夏山装備の人ばかりで、ピッケルを持った冬山装備の私達は浮いている。ほとんどが強風のため、途中で引き返しているようだ。行けるところまで行きましょうと、相談し進む。
避難小屋を過ぎてからやっと雪が少しだけ出てくるが溶けてグズグズ。終始ガスで視界はなく、稜線はよろめくほどの強風で体感温度は氷点下、噴煙で喉の痛みと息苦しさを感じながらツボ足でピークへ。
視界はないもののピークに立つと何度も登っている山でも気持ちが晴れ晴れとし来て良かったと思った。
下山をはじめたらどんどんガスが取れ、ダイナミックな景色が一望できた。って全然雪ないじゃん!

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涸沢川-美瑛富士 2016.10.2

メンバー:L宮岸、大屋
タイム:
6:00旭川 7:00美瑛富士登山口 7:03入渓 7:25Co860伏流ポイント 9:00Co1140滑 10:20Co1400滝 13:20美瑛富士 16:00美瑛富士登山口

今年2回目の沢がシーズン終わりの〆の沢になろうとは!。
入渓地点では台風で流されてきたすごい量の倒木に圧倒されるが、沢の中は意外と歩きやすい状態だった。
単に涸れた沢というだけではなく川床の一切が岩と水で洗い削られた後なので、コケやヌメるものが全くない。
今年の紅葉は遅いようで1200mくらいが紅葉のピークを迎えているようで滑床と紅葉が美しい。
10m弱のFが点在するが巻きと直登で順調に進む。
1400の滝は正面左上へ伸びる草付きのバンドを直登したかったが、プロテクションを採れそうな灌木まで4mのところでどうにも具合の悪い泥岩を越えられず断念。50分かけ高巻きする。
源頭に近づいているにもかかわらず上部の涸れ滝にも台風の痕跡があり、フレッシュな崩落の後が見られた。
途中藪を漕いだりしていたためペースダウンし、美瑛富士ピークの到着は13:20分だった。

天気は下り坂傾向で風が非常に強くなってきたため大急ぎで山頂から下る。
下りの登山道は非常に整備されており高速道路状態、16:00丁度に登山口に下山、陽のあるうちに下りてくることができた。

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美瑛岳 2016.9/11

 美瑛岳 2016.9.11(日)
 メンバー  CL矢野、秋山
タイム      5:50望岳台 7:00雲ノ平分岐 9:00美瑛岳分岐 11:12美瑛岳頂上
15:00美瑛岳分岐 15:50望岳台
 久しぶりの晴れの予報でしたが、望岳台から眺める十勝岳一帯は雲に覆われ、小雨の中での出発となった。硫黄沢を渡り、緩やかな斜面の「雲の平」を歩いていると一瞬霧が晴れ、望岳台駐車場やその下方にホテル等が見える。緑色の織りなす綾が何とも美しい。気持ちが少し前のめりになったところで再び霧の中をポンピ沢へ向かって進む。噂に聞いていた難所はどの辺なのか、どのような難所なのか想像を巡らしていると沢に向かって下りが始まる。低木やハイマツのトンネルを抜けると目の前に深い沢(両壁が10メートル以上もあろうか)が立ちふさがる。今にも壁が崩れ落ちそうに見える。ここを超えなければポンピまで行けない。降り口にはロープが1本取り付けてあり、足元を確保しながら底に降り、対岸にある鉄梯子(2段に連なってかかっている)を登る。ようやく登りきって下を覗くとゾッとする高さだ。(クライミングを体験していて良かった)
さらに15分程下り、ポンピ沢に到着。思っていた以上に水量が多いが、対岸の登山道に向かって川を渡る。ここから急登が始まるとのこと(CL矢野)、気を引き締めて進む。大きな岩や灌木が折り重なって歩きにくいが緊張しているせいか疲れは感じない。美瑛岳の分岐を過ぎると高度が上がるにつれて風が強くなり、頂上は強風と霧で周りの眺望は良くない。風をよけて小休止し、早々に下山する。高度が下がると風が弱まり、わずかな日差しが背中を押してくれる。しかし2カ所の難所を通り抜けるまでは気が抜けない。雲ノ平から眼下に望岳台が見えたところでほっとする。                                   矢野さんには、ペースを作っていただき、難所での様々なアドバイスとご配慮のおかげで無事登山を終えることができました。今回も印象に残るエキサイティングな山行となりました。感謝いたします。
(記 秋山)

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2016.4.10 富良野岳北尾根

2016.4.10 富良野岳 北尾根
L宇野(吉)、宇野(ふ)、渡邉(あ)
6:30入山 9:00鉾岩 10:00富良野岳 12:00下山

念願の富良野北尾根へ。春山を想定してきたが、天気は良くなく目出帽をかぶって歩き出す。
Co1400付近でシールが効かなくなり、スキーをデポしアイゼンに履き替え登っていく。
いよいよ鉾岩。思ってたよりずっとでかい!ビビりまくって下りたけど、下りて見てみるとビビり損な高さだった・・・。次回はスイスイ下りれることを期待する。
鉾岩を超えるとガスがとれ北壁が現れる。ルンゼが口をあけて待ち構えて見えるような威圧感。なんと凄味のあるアルパインルートだろう・・・と恐ろしくさえなるが、この白黒の水墨画のような風格ある佇まいを目の当たりにし、厳かな気持ちになるのも冬山の魅力なのであろう。鉾岩からはしばらくのっぺりした道で、ここはガスると道が全然わからなくなるのだそうだ。吉彦さんが紙テープで目印をつけていき、ふみさんと私は先行させてもらう。何か所かのヤセ尾根を越えピークへ。風は少しあるが暖かい。標柱には今まで見たことがないほど大きなエビの尻尾がついていた。
帰りは腐れ雪をスキーで下りるが、しばらくぶりのスキーで下りは足が持たない・・・雪質が悪いせいだと思いたいが、スキーもサボるなということを身に染みる。
登りごたえがあり、また来させてもらいたいカッコいい北尾根。これから何度となく通うであろう。(渡邉あ)

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2016.3.14 上ホロ正面壁 フィンガーファイブ

メンバー 宇野吉、星野千
コースタイム
5:55 駐車場発
6:45    安政火口
8:15 正面壁取付き
8:35   1p目出発
9:00   1P目終了
10:45   2P目終了
11:40   3P目終了
13:15   4P目終了 上ホロ頂上 下降ルンゼ下山
14:00 取付き尾根末端
15:00   駐車場着
今回は3月19日からのWCM(ウインタークライマーズミーティング)の下見ということで正面壁フィンガーファイブへ。このルートは学生時代に初めて登り(初登?発表はしていない。)、畜大ダイレクトと呼んでいて会でも10年以上前に登った思い出のルートである(後にフィンガーファイブルートという名が付いていることを知る)。今日は今シーズン初めてのドピカンで、周りを眺めながらのんびりと取付きまで。八つ手の東面にもいいラインが引けそうだ。取付きまでは雪の状態が悪く1Pロープを出す。2P目は星野君行けそうとのことで、次が核心ということもあり、ここからつるべで登ることにする。こんなにいい天気でここを登るのは初めてだ!やはり晴天はいいものである。するする伸びて2P目終了し、核心へ。ここは途中ランナウトして数手の引っ掛けが嫌だった覚えがある。天気がいいのでまずまず快適に登れ、ピッチを切る。最後は小滝状にエビの尻尾が塞がり、星野君に頑張ってもらう。最後は頂上に抜けるナイスルートで、残置が全くないのも最高である。風もなく久々に静かなピークだった。WCMのいい足慣らしとなった。(記 宇野)
今シーズン5回目のカミホロ。ようやく晴れました。エビの尻尾を叩き割るのには大分奮闘しました。頂上に抜けた時には思わず叫んでいました。宇野さんに「ナイスクライミング!」と言ってもらえたのが嬉しかったです!(記 星野)
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s-DSCF4456八つ手岩東面

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