カテゴリー別アーカイブ: 個人山行

大麓山 2019.12.06~07

麓郷~大麓山 2019.12.06~07
L:Ay・S、F・U

7:45麓郷最終民家発 14:40林道Co1075m~C1設営
5:00起床 7:00C1発 8:00登山口 9:40大麓山 10:50C1着~撤収 15:20民家着

雪が少なく中白鳥沢の尾根が使えないため、片道13kmの林道をスキーでつめ、途中でC1とした。
翌朝は快晴。頂上直下の斜面もまだ雪は少なく、スキーは楽しめそうにない。
Co1300mで今回初導入のスキーアイゼンをつけピークまで歩いたが、快適だった。時間がおしているためトウヤウスベは眺めて終わった。前富良野~下ホロまで初めて見る角度から大きく見渡せ、とても素敵だった。
一気に滑り降りる予定だった林道の下りは、思った以上に傾斜がないため、全然滑らず、ストックで漕いでなんとか進む程度で、時間がかかった。雪は終始足首程度。

 
 

戸蔦別~幌尻岳(千呂露川二岐沢コース) 2019.9.21~9.22

▲ヌカビラ岳~北戸蔦別岳~戸蔦別岳~幌尻岳 2019.9.21~22

メンバー : 丸子、小林、近藤、川原

9/21(土) 晴れ/曇り

6:00日高道の駅発 6:50二岐沢ゲート出発 7:50北電ダム 10:50トッタの泉 12:30ヌカビラ岳 14:00北戸蔦別岳 16:00戸蔦別岳 17:10七つ沼

札幌組と旭川組と、道の駅で合流して車1台に乗りあわせてゲートへ向かいます。
3連休の初日で好天の予報とあって、駐車場にはすでに20台以上の車がところせましと並ぶなか、路肩に駐車して出発。
今回は、ひさしぶりの日高という山岳会同窓メンバーに初心者のわたしがひとり混じったようなパーティで、各々長時間大荷物で歩くことには少々ブランクと不安あり。
北電ダムの登山口までの林道歩きですでに「こののぼりがきつい..笑」などの声も…
ゆっくり無理せずをモットーとした山行です。

北電ダム~トッタの泉の沢

 

トッタの泉~ヌカビラ岳ののぼり

沢の渡渉がつづく一帯は、植物が大きく育ち、不思議な雰囲気の植生でした。沢の水量が多くなかったので渡渉の危険はなし。
沢をはなれてからはじまるヌカビラ岳までの急登は、
多くの登山者に出会って、にぎやかでたのしいのぼりでしたが、
経験したことのない急登つづきでかなり怯えました。
七つ沼の水が枯れていると聞いたため、トッタの泉で各々水を追加。
体をふるいたたせて進みます。

岩稜帯をのぼりきってヌカビラ岳に登頂したときは歓喜、するには疲れすぎていたけれど、登りきれたことが感慨深かったです。
山頂付近でピクニックをするグループもいて、のどかな憩いの雰囲気のなか
後続のふたりを待つという名目で、山頂で30分ものんびりしてしまいました。
この幌尻岳の数多くの沢を内包する独特の山容と、日高の山々のうねりをぞんぶんに眺めることができて、日高を満喫するひとときでした。

 

ヌカビラ岳山頂

 

紅葉と幌尻岳をのぞむ

戸蔦別岳をのぞむ

 

幌尻岳をのぞむ

すこしづつ歩をすすめ北戸蔦別岳。

北戸蔦別岳

北戸蔦別岳からヌカビラ岳方面をのぞむ

七つ沼の水が枯れる秋のこの時期は、ヌカビラ岳~北戸蔦別岳のあいだで幕営して、身軽になって幌尻へアタックするというスタイルが主流のようでした。七つ沼まで大荷物を背負ってあるく人は少なかったですが、もう大方がテントを張り終えているえているそのテン場を後にし、はるか先のわれらの目的地をめざします。

稜線にでてからは徐々に夕方のおだやかな気配に。

北戸蔦別岳~戸蔦別岳

ハイマツを漕いでようやく辿りついたと思えた戸蔦別岳山頂では、西の山塊からふきあがってくる雲の世界に圧倒されました。360度、違う様相。こちらは夕陽に照らされた山並み、あちらには遠くどこかの町の太平洋の湾。まるで別世界にきたような気持ちでした。
ようやく七つ沼が眼下にあらわれて、歓喜。

 

七つ沼

当初の計画より2時間遅れてうす暗くなりかけた17時ごろ七つ沼に到着。
もう、ほんとうに一歩も動けないというほどへとへとでした。

近藤さんがてきぱきとつくってくださったおいしい晩御飯をいただき、
ロキソニンを足の裏に塗り、足の疲労を回復させるという小林さんの秘技を全員で実施しました。

テント内で天気予報と個々人の体力を相談し合って、
当初の、翌朝幌尻岳へアタックしてもう一泊山泊してから下山する計画を断念し、幌尻は踏まずそのまま翌日に下山することを決めました。
やはり憧れの幌尻をすぐ目の前にして撤退するのは悔しい気持ちもしましたが、諦める勇気をもてたことが、登山者として一人前だったのだと思うことができます。

七つ沼で紅葉をゆっくりたのしむことは、到着時も出発時もやはりうす暗くてかなわなかったですが夜は満天の星空で、わたしたちを含めたった3組しか幕営していない七つ沼は、静かで、下界からはかけはなれていて、まるで日高の山の両手につつまれて眠るようでした。

 

 

9/22 曇り

5:30七つ沼出発 6:00稜線上 8:40北戸蔦別岳 9:20ヌカビラ岳 10:45トッタの泉 14:30北電ダム 16:10登山口ゲート着

翌朝は曇り。ガスが濃く風も強いなかを歩き始め。
稜線上にでてすぐ、稜線上で一晩ビバークした登山者がいて低体温症で動けないでいるとの情報を聞いたため、救助の準備を頭の中で組み立てながら先をいそぎました。
他の登山者の方もみな、情報を聞いて心配しながら歩いていたと思います。

その男性は、結局は通りがかった方々の介抱によってなんとか動けるようになり、自力で歩いてテントまで戻ることができたそうです。
状況を聞くほどにほんとうに無事でなによりで、寒い夜をひとり生きのびたことには感動しましたが、その男性とテン場で実際にはなしをして、軽装登山とは、必要最低限の装備と知識とは、自己判断とは、一緒に登る仲間とは…といろいろと考え、反省が必要な出来事でした。

 

北戸蔦別岳

ヌカビラ岳~下山中

ヌカビラ岳まで順調に歩いたのち、急な下りのつづくヌカビラ岳からの下山で一気にタイムが落ちているのは、膝に不調がでたわたしが足をひっぱってしまったためです。
みんなで荷物を分担していただいたり励ましていただいたりととても心強く、また途中丸子さんの「ファイト一発!」もいただいて、さいごまで歩ききることができました。

旭川近郊の山々とは様相のちがう、大地の歴史にふれるような、人の生活からとおくはなれた山深い日高の山のなかを歩くことができておおきな経験でした。

体力をつけてかならずまた来よう。

この機会を作ってくださった丸子さん小林さん近藤さんの同窓メンバーに感謝です。

(川原)

 

黄金沢 2019.9.22

メンバー:鈴木(し)、吉田

タイム:6:00 黄金橋集合  6:15 林道歩き開始  7:10 入渓  10:30 400大滝
11:20 下山開始  14:10 下山

浜益川支流の黄金沢に行ってきました。国道451号線沿い、黄金橋の浜益側の林道から入り、渡渉地点の手前で車をデポして林道歩きを開始しました。黄金橋の滝川側から入る農道は荒廃著しく、車の通行は相当困難です。
渡渉地点を車で通過して、もう少し先まで車で行くこともできますが、入渓地点の前2ヶ所で林道が寸断されております。

コンクリート橋の残骸のあるころから入渓。しばらくすると100メートルほどのきれいな滑が現れます。この滑の少し先で、釣りをしました。

この先、小滝がいくつも現れて、きれいな沢の景色を楽しむことができます。

のんびり歩いて、400大滝に到着。この日はここを登って終了することにしました。

滝に向かって右側のルンゼ(チムニー)約5メートルを登ります。岩は苔むしているうえ濡れているので、確保無しで登るのは少し怖かったのですが、チムニー登りで登って下降はクライムダウン。

昼食後も、ゆっくりと黄金沢を下りました。好天にも恵まれ、下山中にもまた釣りをして、さらには日当たりのよい乾いた岩盤の上で昼寝をして、という具合でのんびりと下山しました。

釣り初心者の鈴木でも釣れる場所でした(魚はすべてリリースです)。

鈴木

 

ペテガリ岳西尾根 2019.9.14~16

ペテガリ岳西尾根 2019.9.14~16
佐藤(あ)、宇野(ふ)

9/14 曇り/弱雨
9:00芽室町発 13:00元浦川林道駐車帯 14:25ベッピリガイ乗越 16:10ペテガリ山荘着
登山靴でのアプローチ。沢靴は不要。翌日が本番なので、努めてゆっくり歩く。ピンテが要所についていた。
ペテガリ山荘は15名ほどの宿泊。薪ストーブが焚かれ、水道・トイレ(トイレットペーパーまで!)・テーブル・布団などがあり、本州の山小屋のようだと興奮する。こんな山奥まで管理しに来ていただいている方々に多謝。

 

9/15 曇り/弱雨
3:00起床 4:20山荘発 6:00Co1293 10:00ペテガリ岳~11:00下山開始 13:25Co1293 15:10山荘着
ヘッデンで歩き出し。明るくなってもガスは濃く、雨が降ったりやんだり。ササは少し伸びている程度。黙々と歩いた甲斐あり、覚悟していた500mの登りもあっという間でピーク着。ガスが少しずつ取れてきて、中部日高らしいヤセ尾根のうねりが見え、美しい神威岳を見ることができ嬉しかった。ルベツネ、ヤオロはわからなかった。1時間休憩し下山。振り返ると強烈な西尾根が聳えていた。登るとき見えてなくて良かったと思った。春にここを登るとき、ここの雪がシュガースノーだったら?と考えると具合が悪くなった。少し進んで、また振り返ると、カムエク崖尾根を彷彿させるような猛烈なポコを越えてきたこともわかった。テンバもいくつか確認。地味なアップダウンがボディーブローのように効いた。帰りも雨に降られた。
山荘に着くと、薪ストーブが焚かれており、濡れた靴や服を乾かすことができ有り難かった。夜はイビキの三重奏で2時から起きていた。小屋泊のときは耳栓を必須アイテムに加えたい。



9/16 曇り
4:00起床 5:50山荘発 7:35ベッピリガイ乗越 8:40駐車帯着
ニシュオマナイ川で洗濯し帰着。春はコイカク→ペテガリでがんばろう。ペテガリ山荘で安着の祝杯を上げよう。

トムラウシ山 2019.9.8-9

▲トムラウシ山 2019.9.8-9

メンバー CL近藤・添田・川原

ずっといつか行ってみたいなと思っていたトムラウシ。気もち的にも距離的にもはるか遠くてなかなか行く機会をもてずにいたのですが、今回初めてのトムラウシであり初めての山テント泊でもある添田さんと川原を、リーダーの近藤さんが率いてくださいました。
天気は快晴。旭川の気温が32℃だったこの日は、9月とはおもえない夏の暑さでした。トムラウシ日和!

【9/8】

8:00 トムラウシ温泉短縮登山口出発 9:50 カムイ天上 12:30 コマドリ沢 14:20 前トム平 17:10 南沼キャンプ場 18:00 トムラウシ頂上

4時に東川を出発。登山口に着くともはや20台以上の全国各地からの車がとまっていて、こんな山奥にこんなに人がとひとり驚きます。100名山さすが。のぼりはじめから晴天で、とっても暑いです。

カムイ天上

カムイ天上〜コマドリ沢間

新得側のやまなみを眺めて小休止。あれが石狩岳か、二ペソツか、…といちいち感動。写真は十勝連山。空が秋の雲でいっぱいです。
小休止、おしゃべり、様々なおやつ。のどかな山歩き。平均のコースタイム程度のゆっくりしたペースで歩きます。

コマドリ沢
暑くて暑くて沢は天国でした。登り下りの登山者でとてもにぎわっていました。沢はここからすこし下ったところではもう枯れていて、ここで食事用に水4ℓをくみました。

コマドリ沢

すぐちかくにシマリスが。カメラマン添田さん大興奮!あざみを食べようとしていてかわいかったです。

コマドリ沢

こちらで登山道の整備や携帯トイレの普及などで山に入っていらっしゃった新得山岳会のパーティと出逢いました。

コマドリ沢を過ぎたあたりからのぼりが急になりはじめ、足元に注意をようする岩場も次々あらわれ、いよいよ本番、という雰囲気。徐々に足腰に異常を感じ始めるメンバー。コースタイムを大幅に遅れはじめるけれど、ゆっくり慎重にすすみました。
無事たどり着けるかとすこし不安でしたが、景色はいつでもどこでも、前もうしろもきれいだったので、すすめないならと十分に景色を満喫しました。紅葉がすすんでいて、秋の光の中でうつくしかった。

コマドリ沢と前トムの分岐のあたり

イワウメツツジの紅葉

前トム平から先は、15時を過ぎ、月も見えはじめ、夕方の気配に変わっていきました。別世界みたいな空気。

ふりかえると石狩岳~ウペペサンケ山の景色

トムラウシ公園 このあたりも紅葉がとてもきれいでした。

この先の岩場で、疲れからか何度か道を見失いながら、予定より2時間以上遅れて南沼に到着したときはもうあたりが暗くなりはじめていたので、急いでテントをはって頂上へ。日の入の登頂にはぎりぎり間に合いませんでしたが、山頂付近では息をのむような風景をまのあたりにすることができました。

頂上付近の岩と、夕方の光、月

山頂付近から、十勝の山々の眺め

山頂から、旭岳

頂上!

南沼のキャンプ場は自分たちも含めてテント5張り。新得山岳会テントの隣にテントをはらせていただき夜ご飯時に交流させていただきました。新得山岳会のトムラウシ愛のつよさに頭がさがるなあ。予報に反して夜になっても無風で穏やかな天候だったが、夜ご飯を終えた21時前ごろから急に風が強くなる。山泊初の添田さんとわたしは、風の音とゆれるテントがこわく、このまま帰れないのではとの恐怖で眠れぬ夜だったのですが、あとになって熟睡されていた近藤さんに、山ではこれくらいたいしたことないと聞き、ひとつ勉強になりました。夜のあいだも気温は下がらず、暖かかったです。

 

【9/9】

6:30 南沼キャンプ場出発 8:00 前トム平 8:40分岐 9:15 コマドリ沢 11:30 カムイ天上 12:50 登山口

4時に起床するも、風の強さと見通しの悪さで、もうすこし明るくなってから行動しようということで4時半すぎに起床。風はまだ強いけれど歩けないほどではなくって、朝ごはん、パッキング、携帯トイレで用足し、慣れないので朝は忙しい。ガスで見通しが悪いなか6:30に出発。岩場など道をまちがえてしまいそうな箇所がいくつかありましたが、そういう場所の整備をされながら新得山岳会の方たちは下っていらっしゃいました。下ってくると風もやみ、今日も晴れ。さいごまで暑かったです。下りはみんな足を痛めることもなく、ゆっくりとしたペースでしたが順調に下山することができました。途中の岩場でナキウサギを2,3回見かけたのですが、どうしてもいちばん見たいカメラマンの添田さんだけが目撃できず可笑しかったです。
材木を荷揚げする若い男性ともすれちがったのですが、登山道の木道や立札、ピンクテープやロープにはじまり、地元のさまざまな立場の有志の方々が愛情をもって手入れをしている山なのだなということが今回よくわかりました。

全体をとおして天候に恵まれ、美しい秋の大雪の景色をパノラマで楽しむことができた山行でした。あこがれのトムラウシを満喫できました。ありがとうございました。

(川原)

クツウンベツ支川 2019.8.18

クツウンベツ支川 2019.8.18

メンバー:宮岸、太田、鈴木、吉田、近藤、星野、大屋、川原

タイム:
7:25 Co450 林道上の橋より入渓 11:35 Co900 13:00 Co710林道末端 14:30 Co450 橋

連休の最後は近所の沢を登ろう。と思っていたのは自分だけで、
各々の都合と思惑が交錯し、最終的に8名の会員が各地から集結した。
旭川と云いながら、道内各地に会員を擁する旭川山岳会らしい?山行となった。


橋から入渓

 
所々に2~3mの小滝が出てくる。


巨岩

 
ここは両側から登れた。


沢全体としては、短い滑が点々とあり大きな滝はない。
Co710で林道に乗れる個所を見つけたので、
下りで使うことにする。これで源頭まで詰めても時間的に余裕だろう。

 
Co800を超えたぐらいから
宮:ようやく沢登ってるって感じになってきましたね。
星:(ここまで沢登ってきただろ)ちょっと何言ってっか分んない。詳しく説明して。
宮:フィーリングだよ。言葉で説明するの難しいから感じようよ。
星:・・・


流れが細くなってきたが、さて、どこで引き返そうか
と考えながら歩いていくと、Co870で丁度よい滝が現れる。

ここを本日の目的地とする。


 

伏美岳~1967峰~戸蔦別岳縦走 2019.8.13‐15

伏美岳~ピパイロ岳~1967峰~北戸蔦別岳~戸蔦別岳~糠平岳 2019.8.13~15
佐藤(亮)、(あ) 

【8/13 晴れ】
4:00東川町発 6:50日高町チロロ林道に車デポ、芽室町へ移動 9:35芽室町トムラウシ沢林道入口に車デポ、7.4km林道歩き開始 11:50伏美小屋着 12:15小屋発 15:45伏美岳 17:45Co1542mコルC1着 

1967峰~北戸蔦別岳を繋ぐためと、戸蔦別岳~神威岳の偵察のため計画した。
チロロ林道は20台以上の車(ほとんどレンタカー)があり、路肩に駐車した。伏美も混んでるかと心配になったが、先客はいなかった。トムラウシ沢林道は工事中で、壊滅的という印象はないが、開通は当分無理そう。伏美小屋の薪は0だったが、中は大事に使われているようで綺麗だった。
小屋の沢で水を2人で12ℓ以上汲んで出発。ササは気にならない程度の伸びだが、暑さで2.5ℓを飲み干してしまった。稜線はガスの中で、予定より時間がかかり霧雨の中、C1着。山と高原地図にはテント3張りと書いてあるが、1張りしか張れそうにない。シュラフも要らないほど気温が高い。

トムラウシ沢林道

 

伏美小屋

 

7合目


伏美岳

 

1542mのコル

【8/14 晴れ、午後からガス 無風】
4:00起床 6:00C1発 7:55ピパイロ岳 10:20 1967峰 14:00北戸蔦別岳 15:40戸蔦別岳 16:30七つ沼カールC2着

北日高が一望出来る晴れた朝。中部より以南は雲で見えない。伏美とピパイロ間は、1月に来たときもブッシュが酷かった記憶があるが、よくこんなところ初めてのスキーで歩いたなーと感心するほどハンノキがうるさい。ピパイロを越えると、だんだんハイマツが濃くなり、手でハイマツをこじ開けないと前に進めず消耗する。デカザックだと非常に歩きにくい。1967峰直下はお花畑とクマの掘り返し地帯、ピークを越えると、カッコいい岩稜帯やロックガーデンの休憩スペースみたいなところがあり、景色が変わって楽しいが、暑さとハイマツ地獄で、雪の日高が恋しくなる。ザックやズボンが破れ、マツヤニで真っ黒になった。打ち身で足も痛い。北戸蔦別岳で、はじめての登山者に会う。昨日は混んでいたそうだが、今日は人がいない。北戸蔦から先は高速道路を歩いているように快適だった。戸蔦別岳カールには、ナガバキタアザミ、ミヤマアキノキリンソウが満開で、涙腺ヨワヨワ。さっきまでのハイマツ地獄からの天国で緩急が凄い。伏美から入ってよかった。戸蔦別岳から神威岳は濃いハイマツの海が続いていて、踏み跡もほとんどなく、とても無積雪期には歩こうと言う気は起きなかった。七つ沼カールは貸し切りで、湧き水をたくさん汲んで脱水状態を回復させる。外で炊事ができるほど今日も暖かい。

バックは妙敷岳


北日高一望


 ピパイロ


幌尻岳


カムエク


1967峰


ピーク



冬は怖そうな岩稜帯


トッタベツカール


戸蔦別岳


七つ沼カールの水


貸し切りのカール

【8/15 ガスのち晴れ、下山したら雨】
4:00起床 6:30C2発 7:30戸蔦別岳 9:15北戸蔦別岳 10:10糠平岳 10:55トッタの泉 12:45ダム、3.6km林道歩き 13:40取水口着

カール発。幌尻岳は雲の中。翌日から台風10号で荒れそうなので、幌尻岳は諦め、今日中に下山することにした。戸蔦別岳では、猛禽が急降下しナキウサギを狙っている貴重な場面が見れた。糠平岳から沢に下りる登山道が荒廃し痛んでいる。沢はピンテがいっぱいついていたので全部巻き道で歩けた。林道に着いたら夫は走って先に行ってしまった。満車だった取水口の車は2台に減っていた。二人共通の感想は逆周りだとハイマツの濃さや水の補給を考えると後半大変なので、今回のコースで行って良かった。ピパイロのコルの水場を見に行く元気はなかった。戸蔦別-神威は長いが繋げれそうだったので、雪のある時に是非レディースで実現させたい。ピパイロ―芽室間は遠すぎて手が出せないように感じた。

カール発

 

天幕沢 2019.8.11-12

天幕沢 2019.8.11-12

メンバー:石井、宮岸

タイム:
8/11 7:10石狩川渡渉 7:50最終砂防ダム 12:10Co1100二股 12:50 40m大滝 13:50大滝上 16:30Co1700 C1
8/12 6:00C1  8:20北鎮岳手前(撤退を決める) 9:40黒岳 10:30黒岳リフト7合目 13:30路線バス

台風8号の影響で前日は結構な雨だったが11日は曇り、12日は午後から雨予報と天気が良くない中で悪天候の合間での山行となった。


石狩川に架かる橋は橋台が沈んで橋桁が傾いている。林道に車両が入れるようになるのはかなり先のようだ。

Co1100二股までは腰まで水に浸かるような場所はなく来れるが、連瀑の最下部の釜に巨木がいい具合に落ちており、上から流されて来ると水中で引っかかってそのまま昇天しそうな感じでまずい。
左岸より高捲くが、石は浮き気味、灌木もゆるい、捲ける高さまでの登りで難儀した。連瀑は全て高撒き、通過に40分を要した。


40m大滝は石井さんのリードで右岸から登る。1Pはテラス上まで泥と浮石と頼りない草付き、テラスへの乗越部分は良い足がかりがない。リードで20kg背負った状態であの動きが出来るのは凄すぎです。
2P目は15m程だが内数mは垂直なので空中での木登りとなる。40m大滝の通過には1時間を要した。


当初計画ではC1をリクマン側の源頭と考えていたが、大滝上部の時点で既に14:00、ペース的に無理なので行けるところまでということで16:30にCo1700がC1となった。


2日目はとにかく風が強い。約1時間半で稜線に出るが気温が低くガスっており、下降予定のリクマンベツ川は全く見えない。8:20、高度を下げれば風は治まるだろうが午後からは雨予報、何よりも当初予定より2時間押しである。良い要素が無いので撤退となった。

小樽赤岩 2019.7.15

メンバー:L 石井 鈴木(し)

タイム:7:35 赤岩峠駐車場 東大壁佐藤ルート  東大壁小林ルート  猫岩  44フェイス
17:00 赤岩峠駐車場

先月に続いて、小樽赤岩に行ってきました。

赤岩峠駐車場は、朝7:35で車5台程度、既に登り始めている人たちもいるようです。

今回はまず東の大壁に行きました。アプローチは新道を使ったのですが、途中の「はしご」は写真のとおりロープがはずれております。安心して通過することはできませんのでご注意。

まず「佐藤ルート」5級ー 5級ー 4級、全部で3P。朝一のルートにはちょうど良いくらいでした。

次は「小林ルート」へ。

ここへは2回の懸垂で降りるのですが、1回目懸垂を終えてロープダウンすると、ロープが岩にひっかかって落ちてこない・・・ここは石井さんが登ってとってきてくれました。

そして次の懸垂下降後にもロープを引いたら、あろうことか、ここでもロープが落ちてこない。今度は木の枝の先にからみついた。ロープをちからいっぱい大きく上下させたが、ロープは落ちてきやしない。今度は自分で取りに行こうと木登りしようとしましたが、「登っているときに、あの木が折れたら海まで落ちていくのではないか」という話になり、結局私がセルフ取ってビレーし、石井さんが木登りをすることに。この後無事ロープを回収できました。

「小林ルート」全部で3P。1P目5級はそれほどでもなかったのですが、2P目5級はチムニー状の溝に入り込んでしまって、文字通り煙突(チムニー)を這い上がるようにして上に抜けました。
3P目は3級だったので私がリードしました。

この日は気温はそれほど高くはなかったのですが、湿度が高かったらしく、2ルートを終えたら汗だくです。ここで休憩、窓岩を眺めながら昼食。

昼食後は「猫岩」、4級。直上して左上から回り込み1Pで終了。しっかりつかめて登りやすいルートです。終了点がアプローチ側より10mほど高い位置にあるので、下降は約10mの3級ルートをクライムダウンします。


クライムダウン中です

最後は今回もフリールートの44フェイスへ。この日は既に3パーティーが来ていて渋滞です。鈴木は今回はトップロープで2本。石井さんは、今回も11台のルート2本を早送りのような速さでRPしました。他のパーティーの方々からは拍手がおこっていました。

今回も、終日とても楽しいクライミングでした。そして、前回同様、特にロープワークはたくさんまなぶものがありました。ありがとうございました。  鈴木(し)

 

オタツニタイオマップ川 2019.7.18

オタツニタイオマップ川 2019.7.18

メンバー:宮岸、大屋、古山

タイム:7:20林道上の橋より入渓→7:30 F1→9:00 700m二股→9:10本流(東側)F→9:20 830m程で伏流(ここで戻る)→9:40 700m二股→10:00 西側支流F→10:40 839m二股(此処までとする)→13:10 林道上の橋

この川は検索しても遡行の記録が出てこなかった。
となると自身で見に行くより他はあるまい。

今回、林道上の橋より入渓したが、滑床からのスタートとなる。
この橋の袂にも5mの滝があり、時間に余裕がある場合は国道からの入渓でも良いかもしれない。

 10分でF1

所々滑があり、

700m二股からがお楽しみ

本流(東側)の滝。数百mの滑床の連続の中にあり、いい感じ


西側(支流)の滝。なかなか脆いが高撒くことも可能。




全体としてはゴルジュなどは無いが、程よく距離があり、700m二股界隈の滑床は一見の価値がある。
滝も5m~7mくらいで撒かずに登れるので、
初心者向けとして良い沢だと思う。
ただし、増水すると逃げ場のない沢でもある。


帰りの林道に上がる直前、沢の中で朽ちる車を見つけた。
林道から落ちたのか、それとも遺棄されたのか。
ただ、あまりにもフォルムにレトロ感があり、気になったので、

特徴と車台番号から調べたところ、
いすゞベレット1500(PR20)であった。
車台番号も若いため1963,4年の製造か。

沢も車もなかなかマニアックだ

オロエン川遡行 2019.7.6

▲内大部川支流オロエン川遡行
2019.7.6(土)
メンバー
L芳澤、近藤、川原・他1
タイム
8:22 駐車スペース→9:22 215左股小滝、懸垂練習、休憩 10:45→11:24 第一の函→12:00 F1→
13:13 第二の函、休憩→右岸巻→沢 13:37→13:50 F2→13:58 土管→デポ車へ

初めての沢のKさん、2度目の他1さん
左股小滝で登る練習、懸垂下降3回づつ。F1でもロープを出して登ってもらう。第1の函はフロ-ティングロープで引っ張る。小滝群はおもいおもいに楽しんでもらう。第2の函前はスッカリ変わり果ててしまってビックリした。出口の小滝は自信がないということで巻くことに…以前は左岸から巻き道があったが…完璧に崩落している。右岸手前から巻く。そこそこ上がってから、笹を頼りに下降するとドンピシャだった。
あとはF2を右脇から慎重に上がると右股へ…土管の入り口には倒木が詰まっていたが、進入可能。
林道に這い上がるとデポ車まであるく。何カ所も崩落や落石があった。来春が楽しみな道でもあった。

 

楓沢~風不死岳~北尾根(2019-7-6)

2019年7月6日(土)天候:晴れ、気温:17℃(風不死岳頂上)

メンバー:L皆木、ハヤシ
タイム:風不死岳北尾根駐車場5:43―6:05楓沢入口―8:58夏道合流9:13―10:18風不死岳頂上10:45―11:50風不死岳北尾根登山口  登り:4時間13分   下り:1時間2

風不死岳北尾根登山口から徒歩でモラップへ20分ほど「紋別橋」が入渓点。沢床は砂地で登山靴十分、30分ほど両岸が苔むしたゴルジュ帯に出会う。ゴルジュ帯は3つあり時折枯れ滝が有るが巻き道や倒木を利用した直登ができる。2時間ほど詰めると沢形を終え尾根上にでる。樽前山―風不死岳登山路へは数本の踏み跡がありどれも登山路に続いている。ここまで色々踏み跡があるがピンクテープも有り注意すれば迷うことはない。縦走路に出て1時間ほどで風不死岳に着く。
帰路は風不死岳北尾根を下り1時間ほどで登山口に着く。

   

 

小樽赤岩2019.6.15

メンバー L石井 鈴木(し)

 7:40 小樽赤岩峠駐車場   ピナクルリッジ、テーブルリッジ、昼食、東のチムニー、44フェイス  16:00 終了

 

 7時半過ぎに小樽赤岩峠の駐車場に到着。すでに、5~6台の車が来ていました。駐車場で準備をして、まず東エリア、ピナクルリッジに向かいました。4P目の終了点あたりから徒歩で下降して、取り付きのあたりに着きました。

1P 3級  2P 5級  3P 2級  4P 4級

石井さんがリード、ということで始まる予定でしたが、1P目、どう見ても3級には見えないのです。変だ・・・二人で老眼鏡を取り出してトポを見る・・・やはりここ以外には考えられない・・・ということで、よしここ行ってみよう!となりました。

こんなに難しい3級があるんだな~なんて考えながら1P目を終了しました。ここで他のパーティーと合流したのですが、そのパーティーの話から、我々は新規ルートを開拓したことを知りました()。石井さん曰く、「6級くらいかな」ということです。

 ピナクルリッジを終えてテーブルリッジへ移動しました。人気のあるルートのはずですが、この日は誰もいませんでした。強風の中、1P~4Pを石井さんがリード。終了点の大きなテーブルの上で昼食。時々強風(というより爆風)が吹いて、立ち上がると恐ろしいくらいでした。

 

 この後、東のチムニー岩で、3級、4級のルートを鈴木がリード&セカンドのビレーの練習。ありがとうございました。

 

 そして最後はフリールート、44フェイスへ。

まずは「おやすみ」を石井さんがリード。その次に鈴木がリード、しかし2度続けてフォール、腕が既にパンプしておりこれで鈴木は終了しました。石井さんはこの後、ザックからエキチョー(液体チョーク)を取り出してきて、11台のルート二本を軽々RPし、この日はこれで終了しました。

楽しく、そして大変勉強になったクライミングの一日でした。ありがとうございました。                             鈴木

 

利尻南陵(4/28〜5/1)

  
                                   
                                                                          

メンバー:Ⅼ石井、出嶋
タイム:
4/28 稚内前泊
4/29 フェリー 稚内06:40~鴛泊08:20
フェリーターミナル8:30-鬼脇林道9:00-ヤムナイ沢-尾根取り付き11:00 1181mC1 14:00
4/30 4:00 C1出発ー10:30P1 11:30P2 13:39バットレス15:30本峰 19:00下山

数年越しの目標であった南陵登攀がようやく実現した。
天気予報の関係で1日送らせての山行だったが、結果的には大成功。天気は非常によかった。テンバ場からのロケーション、眼下に広がる鬼脇の夜景、漁火を灯す漁船、利尻ならではの光景に感動した。ヤムナイ沢の地形は白い恋人の写真通り、どこか異国を感じるような複雑な地形で現実社会とはかけ離れた感覚を常に感じた。核心ポイントはP1.P2の懸垂下降、こちらはピンポイントで下降地点に降りなければならず緊張した。クライミングではバットレスの1,2ピッチ目がおそらく核心だと思う。予定時間を大幅に過ぎて19:00の下山となった。行動時間、体力的にもハードな山行だったが、何より毎度の事ながら石井さんのフィジカル面に感服で恐ろしい還暦おじさんだと改めて感じた山行だった。

武利岳~ニセイカウシュッペ山縦走(2019.5.1-5)

イトムカ登山口~武利岳~ニセイチャロマップ岳~丸山~ニセイカウシュッペ山~清川

メンバー:Ⅼ 林、皆木、記録 丸子、食料・装備 佐藤(あ)、佐藤(亮)

タイム:
5/1 イトムカ登山口8:108:45林道二股(C1,000m)―9:20林道崩壊地点―10:35林道終点・武華岳
登山口10:5511:25ライオン岩分岐―11:40C1,260m 13:15稜線
C1,574m13:40
14:50C1,680mBC15:50テント設営完了―17:30夕食―19:10就寝
5/2 3:30起床―4:30朝食―5:40BC発―6:20P1,747m武華岳分岐(前ムカ平)6:30
10:50武利岳直下11:10P1,747m武華岳分岐(前ムカ平)―15:30BC着―17:30夕食―19:00就寝
5/3  5:30起床―6:00朝食―7:00BC発―9:20ライオン岩分岐―
9:40林道終点、武華岳登山口9:55―11:50イトムカ登山口 

5月1日 曇り時々晴れ夕方雨、視界良好、風弱く、気温7℃林道終点
イトムカ登山口から入山、林道は最初の二股から300mほど先で通行止めとなっている。その先の渡渉点の橋手前が大きく崩落し難儀する。さらにその先は林道か川か、わからないほどズタズタとなっていた。林道歩きに2時間要し武華岳登山口に着く。その先のライオン岩コース分岐には「平成27年の豪雨で倒木が多く通行止め」の看板が出ていた。気温が高く時折スノーシュでも踏み込む軟雪で苦労して稜線のC1,574mにでる。すでに13時を回っているのでテント場を探しながらC1,680mのハイ松に囲まれた雪上にテントを張る。夕刻から雨となりテント内が水浸し、明日・明後日と天候が崩れそうなので縦走を諦め明日は武利岳を往復し明後日は下山とする。

5月2日 朝方雨のち曇りから一時晴れ、視界前半100m・後半良好、風弱く、気温3℃(BC
昨夜からの雨が朝方霙となったが予定通り武利岳に向かう。40分ほどで前ムカ平(武華岳分岐)に着くが視界が悪い。幸い夏道が出ていたのでそれに従い標高差300mほど降り、その先は200mの登りとアップダウンが激しい。稜線が細くなり所々岩稜となっているが夏道も有り視界が悪いこともあって高度感はない。最後は150mほど登って武利岳の頂稜にでる。頂上は奥で一旦数十mアップダウが有ったのでそこから引き返した。細い岩稜帯にかかるころ急に視界が開け縦走の終点、ニセイカウシュッペ山が真っ白に見えるが矢張り遠い。その上武利岳から先もアップダウンが結構ありそうだ。前ムカ平付近まで視界が利いたがそこからまた不良となった。小雨模様中BCについた。

5月3日 曇りのち晴れ、視界良好、風弱く、気温観測せず
下山するので朝は日が出てから起床、ゆっくりと朝食を済ませBCを出発、視界は無いが登りのトレールが微かに残り一気に林道終点まで下山する。林道を歩いていると日が差し出す。崩落個所も往路で知っていたので難なく通過、正午前にイトムカ登山口降りた。

 
   

札幌岳(2019-4-28)

札幌岳(1,293m)盤の沢~札幌岳~豊滝コース下山

メンバー:ハヤシ 他2名

タイム:豊滝登山口640800豊滝コース分岐830940盤の沢C975m10051145頂上12301250稜線より下降―1335盤の沢13451450豊滝登山口

 登り:4時間5分   下り:2時間20

2019年4月28日(日)快晴、視界良好、風弱く、気温13℃(頂上)

いつもはGW明けに行っていたが今年は積雪が少ないと予想しその前に入ってみた。

林道はほぼ雪が無く、豊滝コース分岐からは積雪で一部沢が出ていた。数日前の雨がここでは雪だったようで新雪が5Cmほど積もり所々雪崩ていた。アイゼンに着く新雪が煩わしかったが予定通り頂上着く。視界も良く十分堪能した。帰路も新雪団子に悩まされたが予定時間に山行を終えた。

ニセイカウシュッペ山南稜 2019.2.28~3.1

メンバー 宇野(吉)、星野(千)

今回は3月8日からの滝谷WCMの準備山行として、全装、長時間行動を目的に、ずっと登りたかったニセイカウシュッペ南稜を登ることができた。
今年は雪が少ないのでスノーシューでのぼることにして、南稜の完全トレースを目指し朝暘山を往復することとして、2泊の予定だができれば2日で下山するつもりでいた。
2/28
12:20 登山口発
15:00 朝陽山
17:00 cont.1558m C1

出だしは気温が高く、雪が腐り汗だくでの登高となった。途中のパノラマ台では土が出ており、鹿の楽園になっていた。朝陽山にはほぼ予定通りで到着、ようやく南稜の全貌が見えるかと思ったが、上部はガスっており小槍までにとどまった。しかし、先はとても長く見え、明日のことも考えとりあえず行けるところまで行くことにした。Cont.1558mに17時着。ここまでは思いの外順調で、やはりスノーシューで正解だった。目の前にはハーフドームのような小槍が凄い迫力で聳え立っている。過去2回の敗退時は稜線上にも立てなくて、やっとここまで来たなぁと感慨深い。小槍ははどこから攻めようかと思案しつつ、C1を設営する。

3/1
5:30 C1 発
6:30 小槍基部
7:55 小槍ピーク
11:00 大槍ピーク
11:30 ニセイカウシュッペ山ピーク
13:40 小槍通過
16:30 朝陽山
17:40 登山口下山

5:30 出発、ひ孫槍でアイゼンに履き替え、いざ小槍へ。近づくにつれ全容が見えてきて右のルンゼから登れそうである。3pで頂上に到着、大槍が美しい。反対側は垂直の絶壁で50m1本では最低2Pの懸垂が必要そうである。帰路はどうしようか。見渡していると西側にバンドもあり、こちらから降りることにする。20mでバンド上、その後10mで立木、15m凹角と懸垂し、トラバースして稜上に戻った。帰りもこの凹角を登ればバンドから行けそうであった。大槍までは問題のない雪稜を行き、いよいよ最後の核心部。出だしは沢登りで来た時にスラブ状になっていて傾斜も強いのはわかっていた。記録に出ている東側のトラバースは問題外である。灌木、イボイボでランナーを取り、1Pで抜けた。上部は全く問題なく、大槍を越え、頂上へ向かう。結局今回でものランナーは小槍でもイボイボ1本のみの使用で、あとは灌木でなんとかなった。夏道の西稜、アンギラスはヒマラヤの稜線のように輝いており、美しい。シャリバテ気味か力が出ず、最後は星野君に先頭を行ってもらう。11:30ついに頂上、振り返ると延々と南稜が伸びている。よくぞここまで来たものだ!標板を掘り起こして記念撮影し、今日中に下りられると確信して下山に向かう。大槍は1P懸垂、小槍は西側のトラバースが問題なさそうなので素直に行くことにする。これで気になっていた小槍の全容がわかり、なんだかすっきりした。朝陽山に16:30到着、ためらいなく下山することにする。17:40下山、途中氷瀑祭りのライトアップ、ホテルの照明がきれいだった。
念願のニセカウ南稜は総合力を試されるいいルートであり、近場でこんな内容を味わうことができ、久々の充実した山行になった。

 

丸山(1617.8m)・北大雪 2019.3.31

▲丸山(1617.8m)~大函から
2019.3.31(日)

メンバー 芳澤、古山
タイム
7:05 大函P→7:18 新大函林道→8:34 850峠→8:58 790橋(新大函ノ沢) 9:18→9:33 820取付→10:49 1070JP→12:32 1420巻き1450 13:02→14:03 山頂 14:19→15:49 新大函林道出合→16:26 850峠→17:23 車
/登り6:58 下り3:04 総行動時間10:18

ニセイチャロマップ川を最初に左岸から右岸に渡る橋がないものと勘違いしていた。普通に渡って新大函林道へ左折する。ガリンガリンでウロコのみではつらく、Sアイゼンつける。850で峠を越え下るとここの橋も落ちてはいない(?)。どうやら地形図の橋の位置より約600mほど手前にある。820で取り付き、林道をいくつかまたぎ、1070で平坦なJPで左へ折れる。1400まで登ると一気に視界が開け、目の前の屏風岳の大迫力!ふりむくと表大雪が白い!見上げる先には・1468の岩峰が鋭く、通過できそうにない。1420あたりから巻始めるが、これが良くなかった。たかだか標高差で30mに30分を費やし消耗する。このあとガクンとペースダウン↓↓ 1550から最後のガリガリ急登、ハイマツの頭が出た斜面を慎重に上がると360°大パノラマ!! 北西に平山、そこから時計回りにチトカニ、有明、天狗、支湧別、ニセチャロ、武利、武華、屏風、遠く石狩連山、表大雪、朝陽山…
帰路。尖った雪庇群は手前の1つはどうしても降りられず、西側を小さく巻いたが、・1468は上を通過した。徐々に時間がおしてくる。日没前に降りれるかヒヤヒヤしたが、どうにか間に合った。

 

十勝幌尻岳~札内岳~エサオマントッタベツ岳~神威岳 2019.3.14~3.18

十勝幌尻岳~札内岳~エサオマントッタベツ岳~神威岳 2019.3.14~3.18

L宇野(ふ)、佐藤(あ)

3月14日 7:00芽室町直売所集合 8:15戸蔦別林道最終民家前発 9:27オピリネップ林道尾根取付き 16:00C1600mC1着
3月15日 3:45起床 5:45 C1発 7:30十勝幌尻岳 17:00札内岳直下C1700mC2着
3月16日 3:30起床 5:30 C2発 7:50札内岳 16:00エサオマントッタベツ岳 16:45C1750mC3着
3月17日 3:30起床 5:50C3発 15:00神威岳北東尾根 18:15C1000mC4着
3月18日 3:30起床 5:45C4発 8:00戸蔦別林道 11:30トッタベツヒュッテ 13:10戸蔦別林道最終民家着

1日目
つぼ足で最終民家前の駐車場発。少し歩くと、私達が計画している同行程を終えて下山中の北大山岳部6人とすれ違い、この先の林道情報を教えてもらう(彼らは3日行動・2日停滞したそう)。戸蔦別林道は荒れておらず、戸蔦別橋は落ちているがスノーブリッジで渡れたと聞き安心する。また、オピリネップ林道までの3.5kmの林道は綺麗に治っておりサクサクと歩けた。オピリネップ林道に到着し、スノーシューを履き、尾根の末端から取り付いたが、3,4日前の低気圧でドカンと降ったらしく、膝ラッセルとなる。ササの上の雪は結合力が全くなく、足を踏み込むと雪はパサパサと崩れ、斜度が上がらず消耗する。時間がどんどん押していき、今日中のカチポロ越えは絶望的。C1,500mからの斜度が一層きつく空荷でラッセルしたが、100m標高を上げるのに1時間もかかってしまった。C1,600mの平らになったところで雪庇を下りて整地し、16時C1設営開始。疲れ果てて2人とも食欲がない。今日中にカチポロを越えられなかったので、明日は早起き・早出と誓う。
 

2日目
昨夜の誓いも空しく、2時に目覚ましをかけたはずが鳴らずなんと3時半過ぎに起床。急いで用意をして、カチポロを目指す。雪が安定してきて、ラッセルがありながらも、サクサクとピーク着。進退を相談するが、今日は1日好天予報で、札内岳が凄く近く見えたこと、この先の稜線はラッセルはないと目論み進むことにしたが大誤算だった。
雪庇を踏み抜かないよう樹林帯に逃げるが、ブッシュもうるさい上にラッセルも酷い。天気も下り坂で雪が降ってくる。札内岳手前の最低コルC1500mまで到着。2人ともまだ元気で、目の前の札内岳は超えれそうだと共通認識があったので14時400mの登り返しに取りついたが、下の雪は安定していたものの、高度を上げていくと雪質が変わり足下の雪は崩れ、標高を上がれない。なんとかC1,700mまで頑張ったが、暗くなり雪も本降りになってきてこの調子だと札内岳を越えC2を設営出来るのは19時を過ぎるだろうと判断し、17時その場で斜面を切り崩してC2設営開始。すぐに木が出てきてしまったので、斜面側は空中に浮いた状態で悲しいテンバが出来上がる。転がって落ちていかないよう木にしっかり固定。2人とも食欲はない。
  
 

3日目
5時半、明るくなるのを待ち、空荷でトレースを付けに上がる。少し登ると雪が安定してきたので、荷物を背負ってピークへ向かう。斜度がきつくなったので直下でアイゼンに履き替えたが、雪に潜りながら雪の札内岳着。エサオマンが近づき嬉しくなるが、札内岳~札内JP間の雪が一番深く腰まで潜り、しかも天気も悪くなる中、頑張って歩く。途中に一か所細い岩稜帯があったが、なんてことはなく通過でき安心した。雪の状態も定まらず、ふいに固くなるのでアイゼンに履き替えたり、またすぐ雪が深くなりスノーシューに戻したりで時間が無情に過ぎる。近いと思っていたJPが猛烈に遠く、GPSでJPをもう通り過ぎているんじゃないかと何度も確認したほど。精神的にここが正念場だった。エサオマンの登りに入ると、やっとラッセルから解放され、バリズボの中アイゼンで風雪のエサオマンに着。既に薄暗くなり始めているので、そそくさとピークを去り、標高を下げC3としたかったが、視界もなかったため主稜線から外れてしまい、西側の斜面を100mほど腰まで潜りながら下りてしまった。明日の朝、軌道修正するため、17時前C1,700mの急斜面を削り、またしても斜面側が空中に浮いた状態のテンバが完成。2人とも食欲がない。
 
 

4日目
5時半、明るくなるのを待って出発。しっかりと戻るべき尾根を確認でき、スコップで除雪しながら空荷で樹林を繋ぎトラバースし、主稜線に合流。強風予報だったけど、なんと微風で今山行一番の快晴となった。昨日何にも見えなかったエサオマンが見え、素敵だった。ここまで来ると、神威岳に向かうだけなので緊張も解け、無心で腰ラッセルで進む。途中で水が切れたため、水作りを1時間程しながら休憩し、神威JPに向かうが、まるで北東尾根が逃げていくように距離が縮まらない。天気がいいのだけが幸い。本来であればとっくに下山してる時間なのに、神威JPに着いたのが15時。頑張れば今日の夜中には下山出来るかもしれないが、2人とも疲れ切っているので、戸蔦別林道をC4にし、明日の早朝に下山することに変更。その場で家族や会社に連絡を入れ、下山が1日遅れることを伝える。急ぐ必要がなくなり、気がラクになるが、JPから北東尾根に下りるのに、尾根の末端と雪庇の境目がわからず、すぐ下にあるはずの北東尾根が見おろせず、ビビりすぎてしばし右往左往。でも下りるしかないので、腹を据えてコンパスを便りに尾根の末端に近づくと、真下に北東尾根が見え拍子抜け。今山行一番緊張した場面だった。視界がないときは降り口を間違えて雪庇を踏み抜くかもと思うとゾッとする。北東尾根も雪庇が張り出し、踏み抜きやルートロスしないよう慎重にしていたはずが、やはり東側に下りすぎてしまい、気付いた頃には連日同様、暗闇の人となった。またしても軌道修正は明日に持ち越し、C1000m付近で斜面を掘りC4設営。2日ぶりにテントの四隅が地面に着き、平らな寝床となりささやかな喜びを噛みしめた。水を先に作り終えてから、幸か不幸か山行中、2人とも連日のオーバーワークで食欲がなかったため、余し気味だった白米をかき集めると1.5号にもなり、残った天かす・大豆ミート・寿司のこ等の食材を全部ご飯に混ぜ、ごちそうだと言いながら2人で完食した。ガス節約のため汁はなし。

 
 

5日目
残りのわずかなガスでお湯を作り、非常食のアルファ米を半分ずつし、スープで体を温めたころ、ガスもちょうどなくなった。今日も青空が広がる下、出発。水平トラバースで北東尾根に合流。なんでこんな顕著な尾根を見逃したのか??と不思議。戸蔦別林道に着いたときは嬉しかった。ただし、ここから13kmの林道歩きがあり、気が抜けないので、ラッセルを交代しながら歩く。林道は5箇所くらい道の流失と、戸蔦別橋がなくなっていたがスノーブリッジを繋いだ以外は平常だった。トッタベツヒュッテに着き、川から水を汲み一息いれる。雪解けの冷水に生き返った。林道はヒグマの足跡がたくさんあり、今にもバッタリ出くわしそうだったので、笛を吹きまくり疲れも忘れて最終民家まで走るように爆進。13時過ぎ、最終民家前の駐車場に着くと、家の方が出てきて、ねぎらいの言葉をかけてくださった。次は稜線にテントを張って、景色を楽しむ余裕を持ちたい。
最終民家の方によると、オピリネップ林道までは3月中で工事の完成検査が終わるため、それが終わればGWまでには通れる予定で、オピリネップ林道から奥の戸蔦別林道の工事は不明だそう。